検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:14,204 hit

4 ページ4

ブルーク先輩が指さす方向を辿ると
確かにいた。
きりやん先輩だけじゃなくてあの日周りにいた先輩も。





『えぇ……と』
『どこから聞いてました?』



【突然落ちてきた私を受け止めてくれた〜ってとこからだよね!きりやん!】










きりやん先輩の隣にいた片目の隠れた人、なかむ先輩がにやにやしながら話す。


まずい全部聞かれてた。




『えーーーっと…忘れてもらうってことは可能ですかね』


「ん〜無理かも」




片手で口元を覆って視線をずらしながらそう言うきりやん先輩の顔はちょっと気まずそう。
ちょっぴりかなしい。





『じ、じゃあ!』
『すきなもの!教えてください!』




「好きなものか〜」




なんだろうと先輩が頭をひねっているうちに友達とアイコンタクトを取ろうとした。
だけど周りにはブルーク先輩すらいなかった。
逃げられた。ゆるさん。





「レッサーパンダ……とか?」

『……飼えと?』

「ちがうわ」





レッサーパンダ?ぬいぐるみとか?
ちょっとファンシーすぎる?

きりやん先輩の回答にさらに頭を悩ませていると




「あー……じゃあ」
「動物園行こうよ。そこでジュースかなんかおごって」


それでチャラね
ふわりと笑う先輩に胸が跳ねた。










『あ、わかりました!』

「じゃあ日程決めたいからLINE交換しよ」

『へ?』

「え?」






待て待て。先輩はそれでいいんですか。
出会ってまだ数日の。しかも自分の上に落ちてきた女ですよこっちは。
そんな人とLINE交換していいんですか。








『そんな簡単にLINE貰っちゃってもいいんですか?!』

「あ、いらなかった?」

『いりますほしいです』

「どっちだよ」








先輩とあっさりLINEを交換した。





”やん”と友達になりました



そんな通知が来てちょっと頬が緩んだのは内緒。

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
設定タグ:wt , ワイテルズ , 実況者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まる(プロフ) - ぶらっくさん» 外れてます! (2023年4月2日 6時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく(プロフ) - まるさん» まだ使い慣れてなくて……💦まだついたままですかね?? (2023年4月2日 1時) (レス) id: f6815b9184 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ外したほうがいいですよ!💦 (2023年4月1日 10時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぶらっく | 作成日時:2023年3月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。