17 ページ17
そんな目が回りそうなほど甘かった一日から数ヶ月経った日。私は購買へと足を進めていた。
学校へ言った日には友達に囲まれ質問攻めされた。だけど私だけの幸せにしたくてちょっとだけ曖昧にしておいた。
実を言うとあの日から先輩とは喋れていない。
唯一の口実が無くなってしまったからだ。
今までは”助けてもらったから懐いてた”みたいなスタンスで乗り切れていたけど、もう声をかけられるネタが無い,
どうしたものかと思いながら空き部屋の前を通ると中から声が聞こえた。
【きりやんってボブが好きなんでしょー？】
｢え？急だね そうだけど｣
【僕ロング派だからよくわかんなーい】
きりやん。その一言に脚が止まる。
ボブ、先輩ボブが好きなんだ。
自分の胸の下辺りまで伸びた髪を撫でる。
切る理由がなかったからずっと伸ばしてた髪。
ボブにしたら、声かけてくれるかな。
そんなことを思いながら空き部屋を後にした。
｢でも最近は…いや、なんでもない｣
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←16
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 270人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる(プロフ) - ぶらっくさん» 外れてます！ (2023年4月2日 6時) (
レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく(プロフ) - まるさん» まだ使い慣れてなくて……💦まだついたままですかね？？ (2023年4月2日 1時) (レス) id: f6815b9184 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ外したほうがいいですよ！💦 (2023年4月1日 10時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶらっく | 作成日時：2023年3月30日 1時
