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76-4 ページ48
菜摘side
ホテルに着いてバスの中で解散となった。
バスでは咲良と隣になったから私達は最後に降りる事に。
皆が降りたのを確認して咲良を支えながらバスを降りた。
ロビーで鍵をもらって部屋へ。
中に入って咲良をベッドに横にさせた。
菜摘「咲良病院は？行ってきたの？」
咲良「うん…。午前中に行ってきた…。」
菜摘「そしたら薬はあるね。もう１回熱測ろう？」
咲良「うん…。」
菜摘「キャリーケース開けてもいい？」
咲良「うん…。」
一応咲良に許可をもらってキャリーケースを開けた。
チャックの所に入れてあったからそれを出して咲良に渡した。
数分後鳴った体温計を受け取ったら37.5℃の数字が。
遥「なっちゃん、入るよ〜。」
菜摘「はーい。」
遥「色々買ってきたよ。ゼリーなら食べれるかなって思ったけど。」
菜摘「はるっぴありがとう。ゼリーで大丈夫だと思うよ。」
咲良「はるっぴ…ありがとう…。」
遥「どういたしまして。また何かあったら連絡して。」
菜摘「うん。」
はるっぴは咲良の様子を見て部屋を出ていった。
ゼリーを渡したら少しずつだけど食べ始めてくれて何とか完食。
薬を飲ませて横にしてあげたら数分後には眠りについてた咲良。
早く良くなるといいね。
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