体調大丈夫…？

５-２ ページ24

美優紀side


彩ちゃんをベッドに寝かせてから家から持ってきておいた体温計を取り出した。


美優紀「彩ちゃん、熱測らせて？」

彩「うん…。」


彩ちゃんに体温計を渡したらすんなり測ってくれて今は体温計が鳴るのを待つのみ。


彩「みるきー…鳴ったよ…。」

美優紀「貸して？」

彩「はい…。」

美優紀「38.7℃か…。高いね。病院は行った？」

彩「ううん…。明日になっても下がらなかったら行こうかなって…。」

美優紀「そっか。とりあえず今日は市販の薬で。何か食べれそう？」

彩「少しなら…。」

美優紀「じゃあ作るよ。キッチン借りてもいい？」

彩「うん…。」

美優紀「そしたら出来たら起こすから寝てな？」

彩「ありがとう…お休み…。」

美優紀「お休み。」


彩ちゃんが寝たのを確認して私は一旦寝室を出た。

彩ちゃんのキッチンを借りてと。

卵粥しか作れないけど食べてくれるかな…。

そう思いながら作った。

何とか完成したからそれを持って彩ちゃんのいる寝室へ。

寝てはいるけどまだ辛そう…。

息が荒い。

汗を掻いてるから寒気はないのかな？

起きてから聞いてみよう。


美優紀「彩ちゃん、起きて。お粥出来たよ。」

彩「ん…みるきー…？」

美優紀「うん。ご飯出来たから。彩ちゃんさ、寒気とかない？」

彩「それは大丈夫…。暑いくらい…。」

美優紀「そしたらご飯食べた後、冷やそう？」

彩「うん…でもうち…冷えピタ無いよ…？」

美優紀「買ってきたから。先に食べてしまおう。ゆっくり起き上らうね。」

彩「うん…。」


まだフラフラしてる彩ちゃんを後ろから支えてあげて起き上がらせた。

少しでもいいから食べてくれるといいな。

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