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意識して!2 ページ3






『あーーーーーーーーーっ!!!』




あれからテストの日になり本気で頑張ったんですけど82点…私の最高得点ではあったけどね!




「あー、残念でしたね…」




『くっそ…絶対いけた自信があったのに…!』




「勉強したんですか?」




『ええそりゃあ!今世紀最大ってくらいに!』




「どれだけ名前呼びがいいんですか笑」




くすくすと笑うその声はもう女の子そのものだった。でも悔しいくらいにかっこいい。
それで優しい、そんなとこに惹かれたんだ。




「いつもどのくらいですか?」




『1桁とったことあります』




「1桁?!頑張ったじゃないですか!」




『そうなんですよー!名前呼んでくれます?』




「いや、恥ずかしいので無理です…///」




『即答!!!』




恥ずかしいってやる動きがめちゃくちゃ可愛くて年上と忘れそうになりますね、はい。
少しショックを受けると、うーんとしばらく考えてからるぅと先輩は顔を近づけてきた。




(何?!なになに?!)




私の耳元の髪をかきあげたまま、口元を近付ける。もうそれだけで私の頭はパニックなわけで。それでも動かないでください、と注意されてしまうものだから動揺するしかなくて。




『るっ、るぅと先ぱ____』




スウッ…




「"頑張ったね、偉い偉い"」




手を頭に乗っけてほぼ密着度ゼロの状態で耳元で囁かれた。しかもタメ口。




バッターーーンッ!




「あっ、赤宮ちゃん?!?!」




遠くでるぅと先輩の声が聞こえる…。アーメン…。




______________保健室





莉「……タチ悪ぃ」




「何の話ですか?」




体育の授業で怪我をしたから手当しに行くと先生がいなかった。だから自分でやってたんだけど、そしたらるぅとくんが入ってきた。
るぅとくんは表情を崩さず笑顔のまま答える。お姫様抱っこしている相手は自分の妹のAだ。




莉「気づいてる癖に…この裏るぅと」




「やだなぁ、僕は赤宮ちゃんが倒れたから保健室に連れてきただけですよ。義兄さん」




莉「おい!わかんねぇけど!わかんねぇけど絶対漢字違うよな?!やらねぇかんな?!」




全く、油断も隙もない………!

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スズ(プロフ) - ころん先生とるぅとくんの話が見たいです!面白かったです! (2019年6月4日 19時) (レス) id: b86545f9d0 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - あきいろさん» ありがとうございます!たのしみにしていますね! (2019年6月1日 21時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
あきいろ(プロフ) - 涼音さん» 一応完結しましたので、暁のヨナの方中心に書いて参ります。その間間に時間が空きましたら書かせていただきます(●´▽`●) (2019年6月1日 18時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - ハッピーエンドありがとうございます!付き合った後とかも見てみたいです!よろしければお願いします! (2019年6月1日 17時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
あきいろ(プロフ) - り とさん» 初コメいらっしゃい!リクエストありがとうございます!HAPPYEND後日出しますね (2019年5月31日 23時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あきいろ | 作成日時:2019年5月2日 11時

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