2020年6月2日の話【実話】 (ページ8)

今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:2,463 hit

エピソード7 ページ8

朝

6月3日。

起きると、母からのLINEが入っていました。

母白雪、追い詰めるようなこと言ってごめん。出ていってしまって心配してる。欠席連絡はこれからするから。

母心配なこと、不安なことあるならおかんにも言ってほしいな。分からないと、つい強く言ってしまうから。白雪の兄にも言い方気を付けなと注意された…

…………今日ちゃんと話をしよう。

私は決意しました。

おばさんに家まで送ってもらい、母と話をしました。

自分が嫌い。

学校が嫌い。

頭も悪い。

友達も作れない。

母は、泣きながら「ごめん、ごめん」とずっと言っていました。

母親失格だね。

心配した。

いつの間にか、白雪を追い詰めていたんだね。

ごめんね。

許して。

お金のことなんてもういいから。

学校はただの通過点でしかないから。

私のことを抱きしめて母は言いました。

私の行動が、母のことも追い詰めてしまったことに、心が痛みました。