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「ルパァァァン!!!!逮捕だぁぁぁぁっ!!!」


「あれまぁとっつぁん…よく湧いてくるなぁ。」



銭形に追われているルパンは途中で次元と五ヱ門を拾い、なんとか撒いていた


しかし



『撃て!』



その言葉と共にマシンガンの如く銃弾がルパンたちへ向けられる


『チッRPGSを用意しろ。速度は奴らの横につけろ!』



しかし弾が五ヱ門によって弾かれていて一向に弾が当たらない


『ふふ…これはどうかな、お侍さん!!!』



2本用意された銃を腰にしまいながら、器用にRPGSを放つ


「うわぁっ!五ヱ門頼んだ!」


「なんてもん撃ちやがる!」


ルパンと次元は頭を伏せながら、五ヱ門だけは弾へと飛び込んだ


ボン!


その音と共に五ヱ門は網に囚われた


「五ヱ門!!」


『引っかかるとは思わなかったわルパン3世!それはRPGS!スパイダーだ!!抵抗すれば…。』


ガチャガチャと銃を向けられ、囲まれたルパンは渋々と両手を上げた


「降参だぜ。」


その言葉を合図に、ルパンたちは囚われるのだった


「お前…Aなのか。」


『?なんのことだ。
各員、我々の城に戻るぞ!!飛行船を出せ!!!』



シルヴィアの合図で飛行船は上空へ移動する


次元の言葉に少し引っかかりつつも…彼女は進む







〜飛行船の中〜


『コイツらはここに閉じ込めておけ、絶対に逃すな。私はボスに報告をしてくる。』


ルパンたちを牢に閉じ込め、シルヴィアは部屋に戻った



『はぁ……。』


A…?



一体誰のことだ



私はシルヴィアだ



そう



あの方にもらったシルヴィアだ



Aなど知らない



知らない…!!



「A!!!」



『違うっ!!!』



はぁはぁと息を吐き、冷や汗を拭った彼女はすぐに通信のボタンを押す



「シルヴィアか。」


低い男性の声が響き、シルヴィアは息を整えて口を開く


『はい。ルパン一味を捕えました。』


ほう…と品定めするような声に彼女に緊張が走る



「なら徹底的に…例のものについて聞き出しておけ。アジトにて待っている。」



『はっ!』







通信が途絶えると、シルヴィアはベットに座り込むがすぐに部下からの呼び出しがかかる



『…どうした。』




「ハッ……その、捕らえた一人の次元大介がシルヴィア様と話をしたいと。」



申し訳なさそうな声にシルヴィアは笑みをこぼしつつ、了承するのだった

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作者名:ユキユキ | 作成日時:2023年2月25日 22時

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