第5話【違反カウンター！】 ページ10
ｱｽﾞｰﾙ「ん？君は……頭にイソギンチャクがついていませんね。今はスタッフ・ミーティング中です。部外者はご遠慮いただけますか？」
ｼﾞｬｯｸ「グルル……部外者だと？俺は、自分の力で勉強した奴らと真っ向から競い合って勝ちたかったんだ。それが、あんたのせいで台無しになった。十分に当事者だろうが！」
ｼｬﾙﾙ「おい、ハーツラビュル寮生……お前ら首はないと思え。」
ｴｰｽ「えぇぇぇえぇ！？」
ﾃﾞｭｰｽ「助けに来てくれたんじゃないんですか！？」
ｼｬﾙﾙ「たりめぇだろ！！面倒ごと作りやがって……ハーツラビュルだけじゃねぇ！！ここに1人でも他寮がいれば寮長副寮長に報告する！！」
ｸﾞﾘﾑ「助けてくれなんだゾ！！」
ｱﾋﾞｽ「自業自得♪」
ﾛｲﾄﾞ「知らねぇ。」
「悪徳取引を提案した側にも、悪徳取引を了承した側にも、どっちにも味方する気はない！！！」
ｸﾞﾘﾑ「いや、オレ様……お前らの言葉で目が覚めたんだゾ。実力で勝負すればいい！つまり……アズールから実力行使で契約書を奪って破り捨てれば無効なんだゾ！」
ﾎﾟﾑ生「はっ！言われてみれば……」
ｽｶﾗ生「得意魔法がないとはいえ、こっちは人数がいるんだ！やっちまえ！」
「ダメだ……人間は欲深い。」
ｶﾉｱ「アズール。僕達でやるよ。」
ｱｽﾞｰﾙ「そうですか？ではお願いします。」
ｶﾉｱ「とは言っても……俺は部外者の気難シャルルをぶっ倒す！！」
ｼｬﾙﾙ「はっ！！かかってこいよ、バカノア！！」
＊＊＊
シャルさん以外はダブルリーチ先輩にワンパンされた⭐︎
『金の契約書』はどんな者にも破けない……頭にイソギンチャクがある限り、命令を遂行するしかないんだって。
ｱｽﾞｰﾙ「シャルルさん、サバナクロー寮のジャック・ハウルくん、オンボロ寮のジェーナ・ローズウェイさん……でしたね。
君達もどうぞお引き取りを。次はぜひ、お客様として店においでください。いつでも歓迎しますよ。」
ｼﾞｬｯｸ「グルル……。」
ｼｬﾙﾙ「おい2人とも。一旦戻って仕切り直すぞ。」
「「はい。/はーい。」」
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作者名：月夜 | 作成日時：2024年2月4日 15時
