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アズール「これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れな皆さん。ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ。

皆さん僕のことはよ〜くご存じでしょうが、改めて自己紹介を。僕は、アズール・アーシェングロット。

オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり、そして……


今日から君達の主人(あるじ)になる男です。」


ジャック「……なんだって?」



その人の話をこっそり聞いてみると……


ここにいる200人以上の生徒は、契約に基づいてこれから卒業までアズール先輩の下僕として働くんだって。


エースがこんなに人数がいるんなら、高得点取っても意味がないと反論する。


でも、いちいち契約をする人に「このぐらいの人数の人も契約しています」なんてプライバシーの侵害になるようなことを他人に言うわけないと主張。


契約書127ページにも書いてあるらしい。


読まなかった自業自得もあるけど、エース達には同感な気持ちもある。


どうやらみんな、テスト対策ノートの担保に、自分の自慢の能力を預けたらしい。


もちろん、それは返ってこない。


シャルル「なるほどな。あの馬鹿2人が喧嘩のときに魔法を使わなかったのは、“しなかった”じゃなくて“できなかった”んだな。」
「はぁ……馬鹿じゃん。」


ジャック「さっきから聞いてりゃ……どいつもこいつも気に入らねぇ!!!」


あっ、ジャック!!


「「「!!??」」」

シャルル「チッ……」
「あーあ。」



デュース「ジャ、ジャック!?どうしてここに?」

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作者名:月夜 | 作成日時:2024年2月4日 15時

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