* ページ9
アズール「これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れな皆さん。ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ。
皆さん僕のことはよ〜くご存じでしょうが、改めて自己紹介を。僕は、アズール・アーシェングロット。
オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり、そして……
今日から君達の
ジャック「……なんだって?」
その人の話をこっそり聞いてみると……
ここにいる200人以上の生徒は、契約に基づいてこれから卒業までアズール先輩の下僕として働くんだって。
エースがこんなに人数がいるんなら、高得点取っても意味がないと反論する。
でも、いちいち契約をする人に「このぐらいの人数の人も契約しています」なんてプライバシーの侵害になるようなことを他人に言うわけないと主張。
契約書127ページにも書いてあるらしい。
読まなかった自業自得もあるけど、エース達には同感な気持ちもある。
どうやらみんな、テスト対策ノートの担保に、自分の自慢の能力を預けたらしい。
もちろん、それは返ってこない。
シャルル「なるほどな。あの馬鹿2人が喧嘩のときに魔法を使わなかったのは、“しなかった”じゃなくて“できなかった”んだな。」
「はぁ……馬鹿じゃん。」
ジャック「さっきから聞いてりゃ……どいつもこいつも気に入らねぇ!!!」
あっ、ジャック!!
「「「!!??」」」
シャルル「チッ……」
「あーあ。」
デュース「ジャ、ジャック!?どうしてここに?」
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月夜 | 作成日時:2024年2月4日 15時