第4話【約款プレス！】 ページ8
ｼﾞｬｯｸ「ここは……各寮に繋がる鏡舎か。」
ﾊｰﾂ生「今度は絶対に50位以内に入れると思ったのに〜！」
ｻﾊﾞﾅ生「ちくしょう！騙された！あのインチキタコ野郎！」
ｽｶﾗ生「オレの学園生活お先真っ暗だあ〜！！」
ｼﾞｬｯｸ「なんだ！？あの3馬鹿以外にも、頭にイソギンチャクを生やした奴らがたくさんいやがるぞ！2、3年の生徒もいるみてぇだ。全員オクタヴィネル寮に繋がる鏡へ入っていく。」
ｼｬﾙﾙ「どういうことだ、これ。」
「あっ、シャルさん！！」
ｼｬﾙﾙ「テストについて話してたら急に話してた奴の頭にイソギンチャクが生えてな……。まさか、全員これか？」
「うん……。」
ｼｬﾙﾙ「リドルの怒りが噴火する……。」
「ねぇ、シャルさん。何か知ってるの？」
ｼｬﾙﾙ「……一応な。」
ｼﾞｬｯｸ「俺達も行ってみようぜ。」
＊＊＊
ボクらは、オクタヴィネルに繋がる鏡をくぐる。
すると、そこは幻想的な海だった。
海の中の寮……！！映えそう！！
ｼﾞｬｯｸ「マジかよ！すげぇな、ナイトレイブンカレッジって！……ゴホン。仮にも別の寮の縄張りに入るんだ。お前も浮かれてねぇで、用心しろよ。」
ｼｬﾙﾙ「……初めて来たならちょっとははしゃいでもいいんだぞ？」
ｼﾞｬｯｸ「か、揶揄わないでください！！」
お前“も”か……。
＊＊＊
「イソギンチャク軍団は全員ここに集められたみたい。」
ｼﾞｬｯｸ「100……いや、200人近くはいそうだな。それにこの場所は？サ店みてぇな……」
ｼｬﾙﾙ「ここは主にオクタヴィネル寮生が営むカフェ『モストロ・ラウンジ』。支配人は寮長のアズール・アーシェングロット。……リドルと同じく2年生で今年から寮長になった。」
へぇ〜。高校生で経営かぁ。
ｼﾞｬｯｸ「エース達はどこへ行った？」
すると、全体の照明が消える。
そして、１つの証明がとある人物を照らす。
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作者名：月夜 | 作成日時：2024年2月4日 15時
