第3話【発表リザルド！】 ページ6
みんなが授業の終わりとともに、結果を見に廊下へ出る。
ボクの名前は……あっ！！あった！！
「アビスとロイドのおかげで、600点という頭おかしいことになってるけど……。」
ｱﾋﾞｽ「いいじゃん。実力でしょ。」
ﾛｲﾄﾞ「あぁ、そうだ。」
「……。」
それにしても、満点の人多すぎ……。
ｸﾞﾘﾑ「上位50名にオレ様の名前は！？」
ｴｰｽ「さすがに平均90点以上なら50位以内には入ってるよな！？」
ｸﾞﾘﾑ「10位、20位…な、無い！48、49、50位……無い、オレ様の名前が入ってねぇんだゾ！」
ﾃﾞｭｰｽ「ぼ、僕の名前もない……。」
ｴｰｽ「って、ちょっと待って、成績優秀者のリスト、名前の横に全教科の総合点が書いてあるけど……上位30位以上が、満点の500点じゃん！」
「「ま、満点〜！？」」
ｸﾞﾘﾑ「それより……オレ様、50位以内に入ってねーと『契約違反』になっちまうんだゾ！」
ｴｰｽ「えっ……『契約』って、グリム、まさかお前……」
ﾃﾞｭｰｽ「エース、その顔はお前ももしかして……」
？なになに！？ボクだけわかんない！！
次の瞬間、3人の頭に何かが生えた。
……周りで青い顔していた生徒にも生えた。
ｸﾞﾘﾑ「ふな”ッ！？な、なんじゃこりゃ〜〜〜！？頭にイソギンチャクが生えた！」
「えっ、新手の呪い……？」
ﾃﾞｭｰｽ「グ、グリムもアイツと契約してたのか！？卑怯だぞ！！」
ｴｰｽ「そういうデュースの頭にも生えてるじゃねーか！」
ﾃﾞｭｰｽ「そうか！！ジェーナの点が異常に高いのも……」
「？ボクはアビスとロイドに教えて貰ったよー。」
ｴｰｽ「実力！？」
ｸﾞﾘﾑ「こんなもの、すぐ引き抜いて……いでででっ、取れねぇんだゾ！」
「ナニガドーナッテンノ？」
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作者名：月夜 | 作成日時：2024年2月4日 15時
