第9話【教授テンポラリー！】 ページ19
こうして、ボク達はモストロ・ラウンジへ来た！！
「凄い賑わってるねぇ〜！」
ｼﾞｬｯｸ「こっからはマジで敵の縄張りだ。気を抜くんじゃねえぞ。」
「わかってる。ボクは至って正常！！」
ﾌﾛｲﾄﾞ「あー、小エビちゃ〜ん。いらっしゃい〜。それに、ウニちゃんも来たんだ。」
ｼﾞｬｯｸ「だからウニじゃねぇっつってんだろ！」
「どーも。可愛いボクのご登場です！！」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おや……これはこれは。早速のご来店ありがとうございます。ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ。当店のご利用は初めてでいらっしゃいますね？」
ｼﾞｬｯｸ「昼から思ってたが……あんた、分かってて質問するのが趣味なのか？」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「フフッ……念のためですよ。では、僭越ながら当店をご利用いただくための諸注意を説明させていただきます。」
「はーい！！」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「『モストロ・ラウンジ』は紳士の社交場。他寮との揉め事は御法度です。ここでは、どの寮の生徒もオクタヴィネルのルールに従ってもらいます。
ルールを守って楽しくラウンジをご利用下さいね。
……さて……お客様。本日の要件は？」
「……
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ふふふ……かしこまりました。今、支配人は別のお客様のご相談を受けておりまして。しばらく店内でお待ちいただけますか？
ああ、そうそう。当店はワンドリンク製です。必ず何か1杯はご注文くださいね。イソギンチャクさん。こちらオーダーお願いします。」
ﾃﾞｭｰｽ「悪いがドリンクを運ぶのが先だ。」
ｴｰｽ「混んでるんだし、注文くらいアンタが取れっての！何でもかんでもオレらにやらせてのんびりしやがって。」
エースは人を怒らせるプロかな？
ｼﾞｪｲﾄﾞ「イソギンチャクの分際で、口答えとは良い度胸ですね。」
するとジェイド先輩は、イソギンチャクを引っ張り始める。
ｴｰｽ「いでででで！」
ﾃﾞｭｰｽ「イソギンチャクを引っ張るのはやめろ！」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「僕はアズールから新人指導を言いつけられていますから。口答えする生意気な新人には躾をしなくては。」
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作者名：月夜 | 作成日時：2024年2月4日 15時
