第6話【学年ビジネス！】 ページ12
オンボロ寮に無事帰還！！
……したのはいいけど。
ｼｬﾙﾙ「………」
シャルさんがずっっっっっと無言。
カノア先輩と勝負したからかな？
ｼﾞｬｯｸ「頭にイソギンチャクをつけた奴らは、テストで良い点を取るためにアズールと契約してまんまと騙された……ってことで間違いなさそうだな。」
「みんな馬鹿だよね〜。」
ｱﾋﾞｽ「まぁまぁ、そう言わずに。」
ﾛｲﾄﾞ「このままじゃ、一生イソギンチャク生活だな。」
人間は欲深い〜。
……それは人外も同じか。
ｼﾞｬｯｸ「上位50位以内に入ることって条件だったようだが、あれだけ大量の生徒と契約していればほとんどのが契約者が50位からあふれることになる。最初からアズールはそれを狙っていたってことか。」
ｼｬﾙﾙ「……“今年も”派手にやりやがって。」
……え？
ｼﾞｬｯｸ「今年も……？ってことは、まさか……」
ｼｬﾙﾙ「あぁ。……去年もやっていたぞ。前より被害が深刻だがな。おそらくアズールが寮長になったことも関係あるだろう。」
わぁお〜！
……笑えないね。
ｼﾞｬｯｸ「ったく！他人の力で良い成績をとっても何の意味もねぇだろ。自分の力を周りに示せる機会を棒に振るなんざそれこそバカだ。」
ｱﾋﾞｽ(前のマジフト事件みたいに)
ﾛｲﾄﾞ(言うなよ、面倒事増やしたくないなら。)
ｸﾛｳﾘｰ「学園の生徒全員がハウルくんのように自意識高めで面倒くさい……いえ、真面目だったら私も苦労しないんですけどねぇ〜。」
ｼﾞｬｯｸ「ウワッ！学園長！びっくりした！」
「うわっ……自称優しい人が人の悪口言ってる。」
ｼｬﾙﾙ「教員としてどうなんだ、その発言は。」
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作者名：月夜 | 作成日時：2024年2月4日 15時
