5 千切視点 ページ6
俺には好きな人がいる
その子は俺が部活で活躍してた頃からそこそこ話してていつも応援に来てくれていた
「……優里香……」
俺が怪我した後も唯一ずっと大丈夫だと言い続けてくれた
___
優里香「千切くん!聞いて聞いて!」
「どうしたんだ?」
優里香「あのね、Aさんが今度うちに来てくれるらしいの!」
「そりゃそうだろ……従姉妹なんだろ?」
優里香「うん!でも嬉しいの!Aさん勉強教えてくれるかなぁ………」
「ほんと好きな」
優里香「うん!大好き!」
「じゃあ……………俺の事……は?」
優里香「んっとね〜千切くんも大好き!」
「なんだよそれ……ww」
優里香「Aさんも千切くんも大好きなんだもん………」
「ハハッそうか」
「あんさ、そのAさんってどんな人なんだ?」
優里香「ん?えっとね〜Aさんは〜優しくて、芯が通ってて、凛としてて、かっこいいの!」
「へ〜じゃあ今度俺にも紹介してくれよ」
優里香「うん!」
___
「……………」
「………信じてみるか」
___
貴方視点
『チームVとチームZ………』
玲「A〜どっち行く?」
『私どっちでもいい』
玲「んじゃ私Zがいい」
『わかったじゃあ私もそっち行くわ』
玲「うんよろしく」
絵心「待て」
『あ?何?』
絵心「選手から指名だ」
『何それホストとかメイド喫茶みたいじゃん』
絵心「黙れ、日ノ宮はチームV、南はチームZから来てる」
『は?…………来羅は?』
絵心「来羅は適当にどっちかに入れる」
『んじゃ、私の方に(玲「チームVに入れてください!」
『は?ちょっと玲!』
玲「Aには後で頑張って欲しいし」
『あんた前無理やり変わってきたの忘れたの?本来あんたの仕事はあいつらから情報得るだけだったのに………』
玲「私がやりたくなったの、ねっ?」
絵心「じゃあチームVに入れておく」
『ちょっと待っ…』
玲「じゃあ行ってくるねぇ〜♡」
___
『…………………』
チームZ「「「…………」」」
『………作戦会議しないの?』
雷市「…………その前になんで久遠がいんだよ!」
『知らん、聞かれたくないならそいつだけ外出せば?』
潔「ま、まぁまぁ落ち着こ」
雷市「チッ!!!!!……次の試合なんもすんなよ」
久遠「………しないさどうせ11対10それもチームZ以外のチーム相手に勝ってるチームに勝つわけない」
『12対10で勝てなかったくせにイキんなよ戦力外』
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作者名:風影 | 作成日時:2023年2月25日 13時