30 玲視点 ページ31
「お兄ちゃん、Aのことについて教えて｣
雷「…………………………Aがどっか行ったから？」
「うん、Aは親友だから」
雷「…………………常識をまるで知らない奴、それがAだよ」
雷「Aは頭のネジが吹っ飛んでてね、“人の悲しみも喜びも共感ができない”とよく口にしていた」
雷「Aは確かに心理学が得意だが共感や理解するのは結局出来なかったらしい」
雷「因みにAは双子の妹がﾀﾋんでから自分に突っかかってくる奴の人生をめちゃくちゃにして遊んでる」
雷「だから、あいつに無理に関わるのはやめとけ」
「…………でも」
雷「でももし玲がそれでも諦めないなら勝手にすればいい、僕は首突っ込めないから」
雷「僕はAの居場所も何を思ってるかも分からないからさ」
＿＿＿
来羅視点
「流威、ちょっといい？」
流威「来羅？」
流威はイングランドを選んでるそして日ノ宮さんはイングランドが担当でもある
「(何とかしないと接触してしまう………)」
流威「何さ、来羅お前まで僕を罵るの？」
流威「僕は間違ったことなんてしてないのに!!!!!ただ玲を愛してただけだ!!!!!何も間違ってない!!!!!」
「間違ってるよ………日ノ宮さんを流威の妄想に付き合わせないであげて」
流威「黙れ!!!!!何も知らない癖に!!!!!(ｽｯ」
「ッ!!!!!」
ﾊﾟｼｯ
？「何してんだよ」
「…………え？」
御影「女に手ぇあげるとか最低だな」
「な、なんで………」
御影「そいつの叫び声が聞こえたからな、大丈夫か？」
「え、あ、は………い」
流威「お前も………お前もォ!!!!!」
玲「何事〜？」
「ッ!!!!!(やばい………今流威と会ったら………)」
「こっち来ないで!!!!!」
玲「え？何………」
「良いから!!!!!」
流威「玲………????」
玲「!!!!!………………なんで……」
流威「おい！てめぇそこどけよ!!!!!」
御影「ッ！」
「日ノ宮さん！こっち!!!!!」
玲「………………」
「日ノ宮さん!!!!!」
玲「大丈夫、御影くん、そのまま抑えれる？」
御影「あ、あぁ一応」
玲「………君、多分だけどストーカーさんだよね」
玲「私、１回話したことある人は苗字だけでも覚えてるから」
流威「な、に言って……」
玲「私君の事なんて知らないもん、だからさいい加減付きまとわないでよ」
玲「気持ち悪いなぁ」
流威「…………………」
玲「………深光ちゃん行こ、御影くんも」
「え、あ……」
御影「お、おぉ………」
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作者名：風影 | 作成日時：2023年2月25日 13時
