27 貴方視点 ページ28
『何』
哀「普通、人はそんな行動取らないよ」
『…………うるさい』
哀「…………ねぇお姉ちゃん明日辺りでも謝ろ？」
『は？』
哀「お姉ちゃんが孤立するだけだよ」
『…………元はと言えばあいつが私に』
哀「確かに○○くんはお姉ちゃんを馬鹿にして喧嘩売ってたけどさ、それでも限度があるよ」
『限度ねぇ……………』
『んなもん考える必要ある？』
哀「お姉ちゃん絶対友達出来たことないでしょ」
『邪魔だもの』
哀「お姉ちゃんさぁ………そういうとこだよ？もう…………」
哀「あ、そうだ前叔父さんに呼ばれてたけどどうするかってお母さんが」
『…………行かなきゃダメなわけ？』
哀「わかんない」
『んじゃ行かない』
哀「だよねー………」
哀「私がいなくなったらどうするの？」
『はぁ？何その質問』
哀「何となく思っただけだよ」
『あっそ』
哀「で？どうなの？」
『答える必要が無い以上』
哀「…………お姉ちゃんってさ私の事嫌い？」
『…………………』
哀「……………」
『そんなの……』
哀「“嫌い”かぁ…………」
『…………』
哀「分かるよお姉ちゃんが考えること“双子”だよ？当たり前じゃん」
『は？何がわかるっての？』
哀「！」
『あんたに私の何が分かるのかって聞いてるの』
哀「それは……」
『そういうとこがウザイ』
哀「………………」
『てか分かるんだったら話しかけないで』
哀「ま、待って」
『何』
哀「………………………なんでもない」
哀「(お姉ちゃん私の事嫌いだったんだ……)」
＿＿＿
その1週間後ぐらいの話だった
叔父さんのところに行く途中お母さんや哀が事故にあった
『……………………』
親戚1「辛いでしょうね………」
親戚2「えぇ……なんせ南さん達あの子1人を残して逝ってしまわれたもの………」
『……………』
澄麗「Aお父様がお呼びよ」
『知らない、帰る』
澄麗「ちょっと！いい加減にして!!!!!!」
『うるさいな』
『お前らに私の何がわかるんだよ』
澄麗「！何……急に………」
『じゃあね、私帰るから』
澄麗「A!!!!!!」
＿＿＿
『………………』
高校に上がって私は自分を押し殺すことにした
優里香「あ、こんにちは………」
『…………』
私は初めて優里香を見た時苦しそうに見えた
だから
『なんかあったの？』
そう声をかけてみた
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作者名：風影 | 作成日時：2023年2月25日 13時
