17 玲視点 ページ18
「………そんなわけない、Aがそんな事する訳ない」
雷「玲、こんなことは言いたくないけどあいつはやめとけ」
雷「あいつはお前の事を………」
凪「あんた、玲よりあの人のこと詳しいの？」
雷「…………それは………」
「………お兄ちゃん、急にどうしたの？来羅ちゃんが怪しいって言ったりAだって断言したり」
雷「……………」
凪「さっきスマホ見てたけどなんかあったの？」
雷「いや…………ごめん、頭冷やしてくる」
「うん？」
＿＿＿
雷視点
「…………Aどういうことだ」
『何が？』
「これだよ(ｽﾞｲｯ」
『………』
???どう使うかはお前次第だ
『何ってあんたがあの写真送ったって言う証拠じゃない』
「………アカウント乗っとたろ………」
『…………なんの事？』
『なんてね』
『そうだよ？』
『つまんないもんあいつ』
『てかさ“お前ら”も気づかなかったわけ？』
凪「………あんた玲の親友じゃないの？」
『…………………親友？』
『何それ、なんの夢物語？』
玲「!!!!!!!」
『退屈しのぎにもなんないじゃん』
来羅「私を利用したの？日ノ宮を潰す為に………」
『？潰す？違うわよ、言ったでしょ？さっき退屈しのぎって』
来羅「は…………」
「………いい加減にしろよ！A!!!!!!!」
「お前、自分の都合に周りを巻き込むなよ！」
『…………るっさいなぁ………つまんないんだって』
『逆に聞くけど生きるという事になんか価値あんの？』
「……………」
『あんたなら知ってんだろ私がこうなってる理由』
「………だとしても」
『妹利用されて悔しい？なら利用し返せばいい』
『私は自分のした事を棚に上げてまでキレるつもりは無いし』
潔「ならお前を喰ってやる」
『？私はサッカー選手じゃないわよ？』
潔「知ってる………だがお前の思考を喰って利用してやる」
『…………面白い…………いいね、やってみなよ』
＿＿＿
貴方視点
『〜♪』
絵心「満足したか？」
『えぇ、初めてよ』
『私を本気で利用するつもりのやつ』
『ま、でも確かに思考のピースになるわね』
『相手の思考を利用出来たらもっとフィールドを面白くできるでしょうね』
＿「お前サッカー出来たのかよ」＿
『昔私がそうしたみたいに』
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作者名：風影 | 作成日時：2023年2月25日 13時
