大切な人〜忘れられない想い〜

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東京にきて、はや4年。
わたしはガソリンスタンドで働いている。
介護士の資格を取れたので一週間後から介護士として働く。
この仕事は明日までだ。



音 彩ちゃーん。

彩 はーい。


この子は杉原音ちゃん。
同い年で音ちゃんも来週から同じ介護士として働くことになっている。



音 うわ、リムジン。

彩 音ちゃん、すぐ行くから先に行ってて。

音 はーい。




わたしは仕事をおえて音ちゃんの手伝いをしようとすると、



？ ねえねえ君も飲む？

音 睨む


な、ナンパ？
仕事中に迷惑だなぁ。


彩 すいません、勤務中ですので、やめてください。


ん？



隆弘？





そう、






音ちゃんをナンパしていたのは



元カレにそっくりだったんです。





？ ごめんごめん(笑)じゃあまたねー



まさか隆弘じゃないよね？
まぁ隆弘だとしてもあたしのこと覚えてないか。



音 彩ちゃん？大丈夫？

彩 うん！大丈夫だよ。さて、そろそろ私たちはおわりだよ。

音 ほんとだ！また明日ね！

彩 ばいばーい。


会いたくて会いたくなかった人。


この時はまさかまた会うなんておもってなかった。

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