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彩 ん、ここどこ?
隆弘 あ、起きた?
彩 ごめん、ねちゃった。
隆弘 全然いいよ。疲れてるんだしちゃんと休まないと。最近無理しすぎ。
彩 きをつける。
よく寝た気がする。
8時半だ。
人の家で寝すぎでしょ(笑)
隆弘 足大丈夫?
彩 あ、うん。ほとんど痛みなくなったよ。
隆弘 よかった。
不安そうな顔で私をみつめる。
ギュッ
彩 隆弘?
隆弘 少しでいいからこのままでいさせて。
彩 …
お父さんと何かあったんだ。
前からそうだった。
なにかあったらだきしめてくる。
彩 何かあったの?
隆弘 父さんがさ、やっぱり俺のはなし聞いてくれないんだよ。
彩 うん。
隆弘 所詮俺は邪魔なんだよな。いつも兄ちゃんばっかり。
彩 寂しいの?
隆弘 寂しいよ…
彩 抱いていいよ。
隆弘 そんなこと言われたら俺止めらんないよ。
彩 いいよ。
私と隆弘はそのままベットで体を重ねた。
きっと私の片思い。
そばにいるだけで良かった。
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はら - オリジナルフラグ外して下さいねー (2018年4月17日 7時) (レス) id: e9a7e628ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちなつ | 作成日時:2016年11月14日 1時