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その日の昼間もいつも通り過ごした。
夜になって"相手"を探す。
誘ってくる人はいるけどお金が少ない。
男 「お願い〜。今度いっぱいあげるから。」
「すぐ払えないならやらないよ。」
男 「なぁ、いいだろ?」
「ちょ、」
そう言って胸を触り出した。
しつこいなぁ。
? 「20万でどう?」
「え?」
? 「20万だすから俺のとこ来てよ。」
男 「ちっ、」
しつこかった男は逃げていった。
? 「大丈夫?」
「あ、はい。ありがとうございます。」
? 「体売ったらだめじゃん。大事にしないと。」
「こうしないといきていけないの。」
? 「どこに住んでるの?」
「家なんてないよ。」
? 「俺んちおいでよ。部屋いっこ余ってるし。」
「いいんですか?」
? 「うん。その代わり今までやってたことはやめてほしい。」
「わかった!」
? 「あ、名前きいていい?」
「岡本杏菜だよ。」
颯 「俺は和田颯。よろしくね。早速帰ろっか。」
これが私と颯の出会い。
今まで出会った男は
ほとんど体目当てだった。
でも颯は違うと思ったの。
私を助けてほしい。
初めてそう思った。
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作者名:ちなつ | 作成日時:2017年10月22日 23時