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〜♪
あ、電話だ。
知らない番号だ。
誰だろ。
「もしもし、」
看護師 「もしもし、〇〇総合病院です。大野雄大さんの知り合いの方ですか？」
「そうですけど。」
看護師 「さきほど大野さんが職場で倒れて病院に運ばれてきました。病院に来れますか？」
「すぐ行きます！」
雄大、、
大丈夫かな…
「すいません、大野雄大の、」
看護師 「ご案内します。」
「ありがとうございます。」
雄大がいる病室にいくとすやすやと眠っていた。
腕には痛々しく点滴がさされていた。
医者 「こんにちは。お話よろしいですか？」
「あ、はい。」
病室からでてちがう部屋にうつった。
医者 「職場で倒れて搬送されてきました。それで検査をしたのですが、」
お医者さんはいいにくそうにいった。
医者 「残念ですが、大野さんは余命1年です。」
「え？」
医者 「検査の結果、ガンが見つかりました。転移はしてなかったのですが、手術ができません。」
「なんで、なんでよ！なおしてよ！」
医者 「申し訳ありませんが、手の施し用がないんです。」
話がおわり、部屋をでた。
「なんでっ、なんで雄大がっ、」
涙がとまらなかった。
突然すぎて、
あまりにも残酷だ。
しばらく泣き続けた。
病室に戻ると雄大が起きていた。
雄大 「あ、おかえり。」
「ただいま。」
いつも通りにできてるかな。
ちなみに雄大は自分が余命1年ということは話を聞いたらしい。
雄大 「ごめんな。いきなり。」
「いいよ。」
何を話したらいいかわからない。
雄大 「話聞いたよね？」
「うん。」
雄大 「泣いただろ？泣かせてごめん。」
「大丈、だ、大丈夫ｯ。」
また涙がでてきてしまった。
雄大のほうが不安なはずなのに。
雄大 「泣くなよー笑笑。千夏がないたら俺も悲しい。」
「うんっ。」
雄大 「話の続きなんだけど、」
「うん。」
雄大 「俺はあと1年生きられるかわからない。もし俺から離れたいなら離れても…」
「離れない！」
雄大 「え？」
「私は雄大のそばにいるよ！」
雄大 「ありがとう。」
雄大は嬉しそうに微笑んだ。
雄大が笑顔でいられるように支えたい。
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miyu - はじめまして！この話感動してボロ泣きしてしまいました（笑）私自身雄大くん推しなので実際こんなことあったら1年は立ち直れませんが（笑）感動する素敵なお話ありがとうございます。そして、完結おめでとうございます。 (2020年9月27日 14時) (
レス) id: 522229740f (このIDを非表示/違反報告)
?rika(プロフ) - 今読みました！感動して涙ボロボロです（；；） (2018年1月29日 14時) (レス) id: 95cb3344b4 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - Ranaさん» 泣いて頂けたなんて…感激です！頑張ります！ (2017年9月5日 22時) (レス) id: 0960116b24 (このIDを非表示/違反報告)
Rana - 泣いてしまった！とてもいい話です！他の作品も頑張ってください。 (2017年9月5日 22時) (レス) id: aa2b9d2632 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - Kochaさん» コメントありがとうございます！つぎ雄大くんを書く時にかけたらかきますね！ (2017年8月31日 12時) (レス) id: 0960116b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2017年8月26日 12時
