それから ページ4
「はーい、授業はじめまーす。」
始業式の日から1ヶ月がたった。
大変なこともあるけど周りの人に支えてもらいながら頑張ってます。
あ、ちなみに私は国語の先生ですよ。
男 「先生彼氏いますかー。」
「そういう話はいいから。」
女 「えー、教えてよー。」
言わないと終わりそうにないので仕方なくいった。
「今はいません笑笑はい、授業しますよー。」
男 「よっしゃ、ワンチャンいけるかも！？」
女 「いや、あんたには無理だよ笑笑」
なんか聞こえてきたけどまぁいいや←
放課後、
今日は早く仕事がおわって早めに帰れることに。
「颯？」
颯 「あ、千裕。今帰り？」
「うん。颯も？」
颯 「そうなんだけどさぁ、」
「うん？」
颯 「親がまだ帰ってきてなくてさ、鍵はあるけど。俺料理できないからご飯作れないし。」
「あ、うちくる？」
颯 「え？」
「颯ママみたいに上手くないけど料理はできるから一緒に食べない？」
颯 「じゃあそうさせてもらう。」
こうして私の家でご飯を食べることに。
「ごめんね、汚くて。」
颯 「いやいや、綺麗じゃん。」
「ありがとう？笑笑テレビみてていいよ。」
颯 「はーい。」
簡単なご飯を作って颯と一緒に食べた。
食べ終わってから颯ママから迎えにいくとLINEが来たので、
私の家で颯ママを待つことに。
颯 「ねぇ、」
「ん？」
颯 「俺以外の男をこの部屋に入れたことある？」
「お父さん以外ないよ。なんで？」
颯 「千裕って警戒心ないよね」
そういった瞬間目付きがかわったきがした。
ﾄﾞｻｯ
「ちょ、颯？」
ソファの上に押し倒された。
颯 「力全然ないじゃん。」
「まって、はなして、」
颯 「離さない。」
颯の顔がちかづいてくる。
え、
ﾋﾟﾝｯ
デ、デコピン！？
「いたっ、」
颯 「こういうことになったら危ないから俺以外いれたらだめね。」
なんだびっくりした。
ただの注意か。
ピーンポーン、
「あ、きた。」
颯 「じゃあ帰るわ。戸締りちゃんとしてねー。」
「おやすみ。」
ｶﾞﾁｬﾝ
「はぁ〜」
ほんとにびっくりした。
いつも子犬みたいな颯が
急に目付きが変わって狼みたいになったんだもん。
でも、
なぜか、
私はそんな颯が嫌じゃなかった。
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2017年7月4日 3時
