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言わなきゃよかった。 颯Side ページ12
なんであんなこといったんだろ。
あんなこといいたかった訳じゃない。
ただ不安になったんだ。
大輝めんは大人で俺は子供。
あんなにいい人といたら取られちゃうんじゃないかって。
でも不安だったのは千裕も同じ。
それなのに俺は…
颯 「情けないっ…」
家に帰るとお母さんがリビングにいた。
颯母 「おかえり、遅かったね。ご飯は？」
颯 「んー、今日はいいや。風呂入って寝る。」
颯母 「ふーん。」
ベッドに入って考える。
俺が別れようって言った時泣きそうになってた。
千裕が俺のまえでなかない理由はなんとなく分かってた。
なのにあんな顔をさせた。
ごめを千裕。
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2017年7月4日 3時
