四十八話「どの刀でも使い手がダメなら駄目。」 ページ49
Aside
『っエリーありがとう…!』
新八「来てくれたんだね!」
エリザベス「(色々用があってな)」
はぁ…助かった…。
ーズサッ……。
……え?
ぱさりと、エリーの頭部が落ちる。
『エリー!!』
エリーが切られちゃった…っ
高杉「此処はいつ仮装パーティ会場に
なったんだ?…此処はガキが来る場所じゃねェ」
『っ晋助…!!』
あ、でも…知ってる匂い…。
「エリザベスじゃない…」
ー空気を斬るような一撃が、
晋助に見舞われた。
桂「桂だ。」
小太郎…!…無事で良っ…、
『……。』
あ?待てよ?
来島「晋助様!晋助様!!」
此奴…いつから騙してやがった…?
ー俺は神楽ちゃんの拘束具を外したー
黄泉から帰っただの人斬りが何だの粛清だの…。
そんなんどーでも良いんだよ←
神楽「粛清されるのはお前アル!」
ードシャアア…
桂「うおぉぉ?!」
新八「テメェ…いつからエリザベスの中に
いやがった。」
桂「っいやいや…待って?!
見て?!ほら今にも襲いかかってきそ」
『新八君、神楽ちゃん。
小太郎は好きにして良いよ。』←
新八/神楽「あいあいさー!!」←←
桂「ぬおあああ!!」
ふんっ二人にぶん回されてらぁ←
心配掛けんの上手いんだから……。
『全く……っわぁ?!』
桂「A!!」
高杉「A…テメェはテメェの心配
しやがれ」
『っどーしたんだ急に俺の事抱えて…っ
…って何処行くつもりなんだ…っ』
まーた連れてかれるんだけど!
ってか何で軽々と抱えらるんだ!!
ードカーン!!
!…次は何だ……っ
『っ本物のエリー!!』←
船に乗って本物のエリーと小太郎の
一派が来た…って!
『っ…晋助…離して!』
高杉「……。」
え?!無視?!
酷いじゃん……。
来島「…(晋助様に抱っことか羨ましいッス)」←
『〜…下ろしてよ!』
高杉「…テメェ……そんな力弱かったか?」
『……確かに…』
無駄に背も小さく……アレ?
あ……吸血不足になっちゃったかも…←
タイミング悪過ぎ←
高杉「……見ろよ…銀時が来てる。」
『……!…銀時!!』
…………え……。
…銀時……傷……が………。
『……んだアイツ!!』
てか人斬り似蔵じゃねぇか!!
上等だこの野郎俺が相手じゃあ!!←←
高杉「クククッ…刀も無しに
向かうつもりか?」
『……。』
ーカチャ…
俺は、その辺に落ちていた刀を拾った。
高杉「!…面白ェ……。」
諦めはしないぞ。
誰とて、欠けることは許さない。
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時