三十八話「母ちゃんたるもの。」 ページ39
Aside
俺達は、橋田屋の中に入り、
逃げ道を探りながら話を聞いていた。
『くっそジジイじゃないですか。』←←
勘太郎さんを無理矢理家に連れ戻した挙句、
勘太郎さんが死んだら次は勘七郎君を……。
お房「…皆さんには本当に申し訳ない事を
しました…」
長谷川「アンタ若いのに苦労するなぁ…しかし、
賀兵衛って奴はとんでもねぇ下衆野郎だ。」
橋田「下衆はそこの女だ。」
……。
行先には大量の浪人共と橋田賀兵衛。
…何か知らないけどエレベーターも動かない。
浪人「「「おらぁぁぁぁ!!」」」
『…。』
ードカァァン!!
坂田「…社長室ってここか。これで面会
してくれるよな?…アポ〜」
勘七郎「アポー…」
『…っ銀時!勘七郎君!///』
坂田「A…その頬の傷とその格好について
30字以内で述べろ。誰にやられた。」
『格好はこれしか無かったらしい…、
傷は何処かの人斬りにやられた。』←
絶対聞くのそこじゃないだろ。←
長谷川「馬鹿だ!お前馬鹿だろ!!」
長谷川さんがちゃーんと橋田賀兵衛の
事について話してくれた。助かった。←
坂田「へぇ…俺はガキが返せりゃどっちでも
いいが…」
ー銀時はお房さんに勘七郎君を渡したー
坂田「ジジイの汚ぇ乳吸うより母ちゃんの
貧相な乳吸ってた方がいいってよ。」
お房「やめてくれませんその言い方!//
辞めてくれません?!//」
『セクハラだな。』←
坂田「冷たくないA?!」←
だってセクハラだし←
橋田「だがこちらには切り札があるんだぞ!」
人斬り似蔵が、扉を切り此方に向かってきた。
橋田「盲目でありながら居合を屈し、
人斬りをしてきたのだ。」
視力が無いのか…凄いな。
似蔵「また会えると思ってたよ。
今度は腕がふさがってないねぇ…やろうか」
新八「銀さん…!相手は居合の達人!
間合いに入らないでください…!」
……一瞬だった。
ー…ポタ…ポタ…
銀時の肩から、血が溢れ出す。
『っ銀時…!!』
お房「勘七郎!!」
っく…勘七郎君が橋田賀兵衛の
手に移ってしまった。
勘七郎「うぎゃあ…っう〜!」
橋田「っどうしたというのだ…」
坂田「…っ俺といた時は中二の初デートの男子並みに静かだったのになぁ…普通、孫ってのは爺ちゃんが好きなもんだろ。」
『爺ちゃんの資格無いなアンタ。』
俺は銀時の肩をハンカチで押さえた。
橋田「っうるさい!…似蔵!
さっさと始末しろ!」
また…来るぞアイツ…。
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時