三十六話「似てるからって親子とは限らない。」 ページ37
Aside
『…この子…勘七郎って言うのか…。』
ならば、銀時の子供では無い可能性が高い。
……あの娘が橋田さんの実の娘ならば、
あの態度は変だ。
新八「…これ、銀さんヤバいん
じゃないですか?!」
『……』
浮気じゃなかった…良かった…泣
っじゃなくて!←
『…っ新八君、神楽ちゃん…。』
神楽「行くアルネ!」
新八「道案内任せてください!」
『!…行きましょうか//』
流石だな……2人共。
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そのまま入るとバレるので、
新八君はエプロンと三角巾、
神楽ちゃんはメイド服。
『///…っほんとにこれしか
無かったんだよね?///』
何故か俺もメイド服。←
俺も新八君みたいな服装が良かった…!
新八「いやーあの女の人
何処でしょうね?」←
今絶対話しそらしたよね新八君?←
…ん?…あの後ろ姿は…!
長谷川「ここは長居する場所じゃねぇな…」
神楽「だが、本当にここを逃していいのか?
またぺーの暮らしに戻るのか?」←
長谷川「それもそうだよな…って何だ…
っお前か!変なナレーションつけてたの!」
新八「長谷川さん何してるんですか?
…また職探しですか?(呆れ)」←
長谷川「まあそんなとこって何その顔っ」
新八「…ちょっと僕らを
案内してくれませんか?」
長谷川「?…案内?」
『暗めの色の髪を結んだ女性なんですけど、
何処に連れていかれたか分かりますか?』
長谷川「……あ〜!それならさっき見た。
あっちだ着いてこいよ。」
『助かります。』
…長谷川さんが居てくれて良かった。
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長谷川「おいおい…橋田屋のおっさんただの商人じゃねぇんだって!帰ろ?帰ろうおじさんと!!酢昆布買ってあげるから!!」←
新八「ここまで来て帰れませんよ。
ねぇAさん?」
『そうですね新八君っ』
神楽「酢昆布くらいで動く尻軽女じゃないネ!!何個だ!何個くれるつもりだった!まさか4個カ?!」
新八「神楽ちゃん静かにして。」←
『…怪しい雰囲気になってきましたね。』
危険だ。何だか…そんな感じがする。
『…!』
少し行った先で、
独房のような扉が見えた。
新八「……っあれ…!」
『……。』
耳を澄ませて聞いてみれば、
あの娘は勘七郎の母親で、
勘太郎との子供らしい。
…恐らく、勘太郎とは橋田さんの
息子なんだろう。
「おいそこで何をしている?使用人か?」
!…やばっ!
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時