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三十三話「年下に好かれる奴は面倒見が良い。」 ページ34

沖田side

やっぱりこの人強ぇや。

沖田「っ…あーあ…アンタ強すぎだろぃ。」

『沖田君だって…根気強すぎだろ。』

キレーな面して、

刀の扱いも洗練されてた。

『…また手合わせしよう。
次はボロ負けさせるからね。』

ーそう言って微笑んで手を差し伸べてくる。ー

沖田「っこっちの台詞でさぁ///」

っ……何でぃその柔けぇ笑みは…、

『?…ふふっ…恥ずかしいの?顔真っ赤。』

…姉上が俺に向ける笑顔じゃねぇか。

……この人が俺の兄ちゃんだったら…、

沖田「…兄ちゃ…あ?」←

なっ何言ってんでぃ俺……っ

兄ちゃんなんて…、

『あははっ//どうした総悟君//』

沖田「////…っ忘れてくだせぇ///」

あーやべぇしにてぇ((

『…兄ちゃんも悪くないな。
こんな可愛い弟が居るなら//』

沖田「///……っ何でそんな事…////」

……この人は…、

沖田「………総ちゃん…って……呼んでくれ
やせんかい?///」

『…良いよ…総ちゃん//』

なんて…優しい顔をする人だろうか。

沖田「…A、兄さん…///
送りまさぁ///」

『?…良いよ総ちゃん//もうお風呂
入って休んだ方が良い//』

…すぐに…絆されちまった。

沖田「…っ…///」

『じゃあまたね総ちゃん//』

……次は甘えて良いだろうか…。

沖田「…次は甘えても良いですかぃ?//」

『…甘えん坊さんなんだな//良いよ//』

頭じゃ分かっちゃいるのに……。

全く抑えが効かねぇ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
Aside

ー翌朝ー

沖田「A兄さん!昨日の疲れは
取れやしたか?//」

『うんっ総ちゃんは?』

沖田「全然大丈夫でさぁ!//」

『そっか//』

総ちゃんはまた万事屋に来てくれて、

とてつもなく甘えに来てくれた。←←

坂田「…(え?銀さんが居ない間に何が
あったの?何があってあーなってんの?!)」←

新八「…ホントに年下キラーだ。」←

神楽「A〜今日私皿洗いしたアル〜」

『神楽ちゃん偉いね//』

神楽「頑張ったアル〜//」

ーナデナデ

沖田「ふわぁ〜…俺、朝から練習
いっぱいして…眠いです…。」

『大丈夫か?頑張り屋さんだな//』

ーナデナデ

沖田「そんなぁ〜…いつもの事でさぁ〜」

神楽「てめぇさっきから何アルかベタベタAに触りやがって触んなヨ」
沖田「てめぇこそ何なんでぃA兄さんはてめぇに構う暇なんてねぇんだよ」

『?…2人共仲良いね〜//』←

新八「いや何処がそう見えたの?!」←←

三十四話「責任転嫁だけはやめておきなさい。」→←三十二話「諦めない心に侍の魂が宿る。」



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作者名: | 作成日時:2024年3月14日 22時

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