三十二話「諦めない心に侍の魂が宿る。」 ページ33
Aside
ー翌朝ー
皆さんおはようございます。
銀時は散歩という名の
パチンコ行ったんですけどね←
万事屋は今日も……。
沖田「俺と一戦交えてくれやせんか?
Aさん。」
新八「え新手の道場破りですか?」←
神楽「男って下ネタと喧嘩しか
脳が無いアルな。」←
平和だったんですがね〜←
突如訪問してきた沖田君が、
真剣な顔でそう言ってきた。
血気盛んな十代だ。
…銀時と晋助を思い出すなあ。
『ふふっ良いですよ。』
沖田「!///…ありがとうございやす!//」
……あら可愛い。←
ちゃーんと年相応の顔するんだ。
沖田「着いてきてくだせェ//」
『はい…新八君、神楽ちゃん。
少しの間、留守をお願い出来ますか?』
新八「はいっ頑張ってきてくださいっ」
神楽「万事屋の事は任せるヨロシ!」
はわわ〜…いい子…𓈒𓂂𓏸←
ーナデナデ
新八/神楽「「…////」」
『…では、いってきます。』
新八「い…行ってらっしゃい!///」
神楽「行ってらっしゃいヨ〜///」
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in屯所の稽古場
隊士1「沖田隊長?!遂に彼女ですか!!」
隊士2「別嬪さんですねぇ!」
……えぇ…?←
沖田「違いまさあ…後この人は男だ。」
あ…沖田君は相手にしてないっぽい…!
良かったぁ…!
ー沖田君が竹刀を差し出してくれたー
『ありがとうね沖田君。』
……さて、
沖田「…どっちかが降参するまで、
続けまさぁ。良いですかぃ?」
『…はい。受けて立ちます。』
…沖田君は一瞬足りとも視線を外さない。
沖田「…山崎〜…審判頼まぁ。」
山崎「っはい!…では、構え!」
…全く面白い少年だ。
沖田「……。」
山崎「始め!」
警察とは名ばかりの獣じゃないか。
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ー竹刀と竹刀がぶつかる音が静寂に響く。
何回倒されても、
沖田「…っもう一本お願いしまさぁ!」
幾度も挑んで来た。
『……っ』
……気が付けば、もう夕方で、
沖田「はー…っ…はー……っもう…一本…」
『はぁ…っはぁ……っ』
…やっべぇ……。
ードシャッ…
俺はその場に大の字で倒れた。
『っ沖田君……っ…俺…参ったよ…。』
沖田「…っ…俺も参りやした…っ」
…10代の体力は底知れない。
山崎「……zzz」←
山崎さん寝てるし?!
『っ…あははっ//…あ〜…//』
…楽しかった。
……先生。
まだこの国は腐ってなかったらしい。
三十三話「年下に好かれる奴は面倒見が良い。」→←三十一話*「そーゆー事は家でやれ。」
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時