[銀ｰ魂]ただ天邪鬼､二人｡ (ページ29)

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二十八話｢酒でも涙でも流せない｡｣ページ29

Aside

新八｢汚い手で触ったんじゃないですかー？｣

坂田｢てめぇと一緒にすんな｡｣

長谷川｢え〜？誰かに
病気移されたんじゃねぇの〜？｣

『てめぇぶっ飛ばすぞ｡』

長谷川｢口調変わってるよ？！｣

あっやべ←

坂田｢テメェと一緒にすんなよ｡
…それに俺は危ない橋は渡ら｣

……あ？？←

『それにって何？それにって…聞き
間違いだよね？ねぇ？』

そうだって言えまじで埋めるぞ｡←

坂田｢っ悪かったよ…｡｣

っもう……｡

『お登勢さん…強いお酒ください｡』

お登勢｢アンタ…若いのに苦労するねぇ｡｣

ー…ｶﾗﾝ…｡

……もう全部忘れてしまえ←←

坂田｢っおい｣

ーｺﾞｸｯ…

『……｡』

坂田｢……？…A？｣

『……ｸﾞｽｯ』

新八｢……銀さん…何泣かしてんすか｡｣

お登勢｢…とんだ男に惚れちまった
ねえコイツも｡｣

長谷川｢そりゃねェよ銀さん｡｣

坂田｢何で俺？！っコイツは！
酒入ると泣き上戸になんの！！｣

っ銀時は浮気する気だし？

神楽ちゃんも実家帰っちゃったし…！

『…う…ぇっ…ｸﾞｽｯ…』

坂田｢んな泣くなよ…(泣き顔カワイ)｣←

銀時〜…｡

ーｶﾞﾗｯ

妙｢あら？もう皆さん飲んでるんですか？｣

…チャイナ服だぁぁ泣←←

『っ…ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸ…』

神楽ちゃん元気かなあ…｡

寂しくないかなあ…｡←←

妙｢あら…神楽ちゃんの事思い出させ
ちゃったかしら…ごめんなさいね｡｣

新八｢Aさん…もうお水飲みましょ？｣

…あれ…あっ妙さん…｡

新八君……っ…｡

ーｷﾞｭｰｯ

『君達は偉いなあ〜…まだ十代なのにぃ…泣』

妙｢っあの//(何っいい匂いが
する…この人ほんとに男性なの？)｣←

新八｢//(むさくねぇ…男じゃねぇ)｣←←

涙が止まんねぇよ〜…｡

ーｸﾞｲｯ

坂田｢お前こそ誰彼構わず抱きつき
やがって…浮気か？｣

『？…十代なのに偉いねーってしてたの〜』

坂田｢…俺にはしてくんねぇの？//｣

『ふふっ//』

ーｷﾞｭｰｯ…ﾜｼｬﾜｼｬ…

銀時温かい〜…それに髪ふわふわ〜｡

…っ銀時が生きてる…｡←

『うえぇぇん…っ…良かったねぇ…っ泣』

坂田｢っもう寝てろ…後で連れてくから//｣

『っ眠くない………zzz』←←

最後に感じたのは､

銀時が優しくソファに

寝かせてくれた感覚だった｡

ー翌朝ー

『…神楽ちゃん？！』←

神楽ちゃんが居て嬉しくて抱き着いたら､

銀時に怒られたのは､

もうこの際いいって事にしよう｡←