十四話「言葉は慎重に。」 ページ15
Aside
……どうしましょう…。
帰って来たら銀時の寝室から、
『……。』
猿飛「……。」
…っ変態女が…出てきました。←
坂田「………。」
……っ早速…三角関係でしょうか…
そっそんなの…、
『っ…銀時は渡しません!』
ぜーーったい渡したくない!!(泣)←
坂田「ちょっと何勘違いしてんの?
っこいつはなぁ」
猿飛「ていうか貴方"元"恋人らしい
じゃない?さっさと離れなさいよ!」
『っ嫌です!復縁しましたもん!』
っ……噛み付かれた跡も
キスの跡だってあるし!?←
坂田「え…俺らって復縁したの?///」
……鈍器で思いっきり頭殴られた
感覚に陥った。
…爆弾発言投下じゃん。←
猿飛「ぷぷっどうやら貴方だけ付き合ってた
みたいね〜!!」
…まじか……、
『……っ〜…//』
情け無くて…勘違い……恥ずかしくて…
…涙が出てくる。
困ったなあ……。
坂田「!……っA…そうじゃな」
っほんとに情けねぇ。
神楽「もーうるさいアル……ヨ……。
ほわちゃあああ!!?」
ードカッ!!
坂田/猿飛「「ぐほぁっ?!」」←
!…2人共神楽ちゃんに吹っ飛ばされた!
神楽「お前らA泣かせて楽しいアルか。
Aずっと待ってたアルヨ?
銀ちゃんの記憶戻らないかもしれないのに、
1人で待ってたヨ。」
……神楽ちゃん…。
っ心配かけてばかりだ!だめだ!!
『……ありがとう神楽ちゃん…。
でもいいんだ…俺が勘違いしただけ。』
大人になれば、大体の人間は穢れを知る。
……人間関係だってそうだ。
…それだけの関係だってあるんだろう。
…………俺の経験が無さすぎたんだ。
っ俺が……、
『……。』
坂田「…っA」
ーパシッ…
乾いた音が、部屋に響く。
『っ…生半可に抱かないでよ。』
神楽/猿飛「……?!」←
ー俺は走って万事屋を出て行った。ー
っ最悪だ俺…。
……何も聞かずに、
叩いて出てきてしまった。
っ俺……何してんだ……。
『っ………ふ……っ…ぅ…』
……馬鹿じゃん……。
ガキじゃん……。
ー路地裏に蹲って、暫く経った。ー
「オイオイ…アンタ大丈夫か?」
……?…誰だろう……。
……ホームレスの人かなあ……?
長谷川「俺の名前は長谷川泰三。アンタは?」
『……俺はAです………。
大丈夫、じゃないです…。』
長谷川「…俺で良ければ話してみな。」
………聞いてもらおう…。
十五話「利口じゃ恋は動かねえ。」→←十三話*「男とは心に獣を飼って生きている生き物。」
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時