検索窓
今日:222 hit、昨日:216 hit、合計:5,404 hit

十三話*「男とは心に獣を飼って生きている生き物。」 ページ14

Aside

神楽ちゃんと約束してから二週間少し経った。

………今日の夜は満月で、

遊具の上から見上げていた。

『……。』

…銀時、元気かなあ。

…記憶戻って…俺の事聞いて……、

……どう思うんだ銀時は…。

ーギュッ…

突然、後ろから温かい感覚が広がった。

「A…っ」

嗚呼……俺は、知ってる。

その愛おしい声と体温、匂いを。

坂田「っ何で来ちまったんだテメェは…。」

……銀時だ。

『っ…こっちの台詞だよ…。』

……死ぬ程嬉しい……来てくれた…。

坂田「……っもう…離せねェ。」

……ふふっ…。

『…っ奇遇だね…俺ももう離す気無いから…。』

ーくるりと向き直り、銀時と目を合わせたー

坂田「っ……」

……あーあ、泣かせちゃった。

坂田「…泣くなよ。」

『…銀時だって泣いてるじゃん。』

ー銀時の指先が、俺の頬に触れるー

……火花みたいだ。

熱を帯びて、何か弾けるような…。

『っ…銀時…///』

坂田「A……//」

ーチュッ

唇が触れたら、もう……

止まるなんて、律儀な事は俺達に出来ない。

ーチュッ…クチュ…。

舌と舌が交じる音が脳に響いて、

『っ………っふ、ぁ…///』

脳まで蕩けて…一体になってしまいそうな、

坂田「……っ///」

そんな…鋭くて甘い空気。

ーーーーーーーーーーー
in宿屋

俺らは流れるように宿に戻って、

『あぁ…っ……っ銀時、///』

坂田「……っA///」

噛み付いて、噛み付かれて……

互いを求めて激しく交わった。

獣の喧嘩みたいに…。

『っ…んぅ?!///』

坂田「……ほんと…っ//馬鹿なヤツ//」

『……〜♡///』

ただ、互いの存在を感じてた。

ーーーーーーーーーーーー
in翌朝

そしたら……いつの間にか朝になってたんだ。

怖いよねぇ…←

『……っ…動けない…』

坂田「……俺も動けねェ。」

……幸せだなあ……、

隣に銀時が居るなんて。

坂田「…その顔…俺以外の前で見せんなよ?//」

ーギュウ…

『……っねぇ俺…どんな顔してたの////』

…っやばい……。

坂田「…教えねェ///」

…銀時は俺を殺す気だ……←←

『////……銀時を見てるから…
……こんな顔になるんだよ///』

っ馬鹿な銀時。

坂田「…お前…やっぱ俺の事殺す気だろ?///」

『っこっちのセリフだよ///』

好きだ……超好きだよ。

好き過ぎてムカつくくらい……←

坂田「///…」

『…///』

結局、その後もう1回シて

俺達は万事屋に帰った。←

十四話「言葉は慎重に。」→←十二話「鈍刀は魂の拠り所。」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 男主 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年3月14日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。