己を終えるまで。[ヒロアカ×呪術廻戦] (ページ37)

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35話ページ37

Aside

『…いただきます｡』

相澤｢…いただきます…｡｣

お昼､相澤先生がまーたゼリー飲料を

摂ろうとしてたので､

無理やり食堂に連れてきた｡←

『……これもあげます｡』

ひょいっとトマトを相澤先生の皿に置く｡

相澤｢…嫌いなだけだろ｡｣

『う……嫌いじゃないですよ…？』

べべべべ別に…？嫌いとかではない…｡

色が嫌いなだけだし←←

相澤｢嘘つけ…なら､食べてみろ｣

…あーんされてる…｡

子供じゃないのに！！←

『(-ω-)…(｡・н・｡)ﾊﾟｸｯ』

……うぅ…！！

…美味しくないいい……｡

『…もう無理です…｡』

相澤｢ん…よく頑張ったな｡｣

…？！

……何だこの人…飴と鞭が凄い…←←

『……///』

俺は急いで､ご飯を掻き込んだ｡

『っご馳走様でした…！』

相澤｢…っおい…｣

相澤先生を無視して､

俺は1人教室に戻っていった｡

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『…あ〜もう…ここの人達は
調子狂わすの上手いな…』

涙が出た｡

…俺は不幸じゃないと思っていた｡

…家族はなくてもお金はあった｡

…呪いが邪魔だと思うこともなかった｡

…呪いが…人を助ける事を…

嬉々と感じた。

………俺だけの力だと､思ってた｡

ーｶﾞﾗｯ

相澤｢Aっ…！…何で…泣いて…｣

『…っ相澤先生……俺は…っ……
心まで……呪われたのかなぁ…？』

俺なんて呪いがなきゃ何にもできない…

人を護れない…必要とされない｡

ーｷﾞｭｯ

相澤｢…小野寺は…小野寺だ｡
…呪いがあっても無くても､
……一緒だ｡｣

『っ……うぅ…！…うわ……ぁ…っ…｡』

相澤先生の服を､ぎゅっと掴んだ｡

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飯田｢……君は…分からないだろう！
…っ…ヒーローではないんだから！｣

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……そうだ天哉君｡間違っていない。

俺はヒーローじゃない｡

……呪術師で…人間だ｡

『…っ……相澤先生｡
俺は…俺自身で…誰かを救えるでしょうか？』

相澤｢……｡｣

『…俺…今ならなんでも
出来る気がするんです｡』

相澤｢…その気があるなら､出来るだろう｡｣

やっぱ……かっこいいな｡

ヒーローは。

……俺も､相澤先生みたいになりたい。

グズグズしてらんないな…！