己を終えるまで。[ヒロアカ×呪術廻戦] (ページ21)

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20話ページ21

Aside

『………っあ……』

『……！！』

夢で見たイレイザーヘッドだ｡

……嘘だろ｡

………死なないで…っくれ……｡

『おい！！この脳無し野郎！！』

自分も信じられないほどの

力で､脳みそ丸見え野郎の

手首を掴む｡

その時に暴れられて､

少し傷がついたけど…好都合｡

自ら血に触るなんて……馬鹿な奴｡

？｢…なんだお前……生徒か？｣

『…通りすがりのヒーロー気取りだよ｡』

？｢………へぇ…ヒーローなんだ……｣

緑谷｢A…君…？！｣

相澤｢っ？…小野寺！…っ逃げろ！！｣

『無理です｡』

相澤｢！！…っ…言う事を聞け！｣

『…ごめんなさいイレイザーヘッド…
……おやすみなさい……｡』

血の着いた手で､

イレイザーの頬を撫でる｡

相澤｢っやめろ！！…おい！｣

『…赤血操術……樹｡』

相澤｢っ｣

ー……ﾌﾜ…｡

？｢！…へぇ…何したの？｣

ニタニタと笑っているのが､

不気味な手を越しても分かった｡

『……逃がさせてもらいました｡
…ゲームオーバーですよ…貴方｡』

ﾀﾋ柄木｢…お前…いいなぁ…！
俺は死柄木弔だ｡お前は？｣

『っ…小野寺A｡お前を吹っ飛ばす
名前だ…覚えとけよ｡』

……人間………｡

……っ…迷うな！俺！

人型の呪霊だと思え！

『っ……領域展開！青夏！』

ー……限界は近い…っ…油断してられない！