己を終えるまで。[ヒロアカ×呪術廻戦] (ページ13)

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12話ページ13

Aside

モニタールームに入ったら､

皆目を丸くして近寄ってきた｡

……っえ？…もう敵役じゃないからね？！

切島｢A…凄かったな！
あのオールマイトとやり合うなんて！｣

………とか思ってたら褒められた｡

えっ…嬉しい……///

轟｢あのゲス顔…すげぇ良かった｡｣

芦戸｢ねーねー！あの顔もう1回！｣

『っお恥ずかしい///』

恥ずかしっ…！見られてたんだよな…

よくこの格好出できたな俺偉い()

上鳴｢…でも…あれはゾクッとしたな～｣

蛙吹｢そうね｡小野寺ちゃんは
演技が上手なのね｡｣

『っえへへ…///…っあんまり
…褒めないでよ…慣れてないから///』

全員｢(ギャップえぐいな可愛いかよ)｣←←

……誰かに褒められるって､

すごくふわふわして…あったかい｡

……慣れないなあ｡この感覚｡笑

…さーて…次のチームは……！

出久とお茶子さんがヒーロー役で､

かっちゃんと天哉くんが敵役か…｡

……かっちゃんは…変わんねぇな｡←

…………出久｡

…頑張ったんだな……でも…､

個性が…まるで制御出来ていない｡

出久……無個性なんじゃ…無かったのか？

…確かに俺は､本人からそう聞いたけど…

嘘をついた……？……いや…それは無いな｡

ヒーローになりたいって

本気で言ってた出久が､

わざわざそんな嘘つくわけない｡

………｡

モヤモヤしたままは嫌だ｡

…今日､本人に直接聞いてみよう｡

切島｢なぁなぁ！今度の休み俺と
トレーニングしようぜ！！｣

『？あぁ｡折角なら､格闘系の
人達みんなでやろう｡』

切島｢おう！声かけとくぜ！｣

『ありがとう(微笑)』

切島｢…っおう…！//｣

皆で特訓か…青春っぽくていいな｡

『………！！』

そんな話をしていると､

ーヒーロー役は勝利していた｡

……敵役は外傷が少ないが､

ヒーロー役はもうボロボロ｡

『…っ…出久………！！』

気づいたら､身体は

もう出久の所へ走り出していた｡