今日も頑張ります

7日 ページ8

自転車をこぎ、朝早く家を出る

特に理由もないのだが、突然出たくなった


ｶﾞﾗﾗｯ
今日室の扉を開ける

『誰も来てないよね』


席に座り、先生の教卓の中から、学級日誌を取り出す

学級日誌を書くのは、学級委員と決まっているらしく
正直ダルい


暇人だけど、どこか自由にしたいというか、まぁ
自分かってだから、言わないけどね


ｶﾞﾗﾗｯ
扉が開く音、扉の方を見れば、なんということでしょう

ぴく「あ！おはよう、葉月さん！」

『おはよう、ぴくと君』


へぇー、ぴくと君も早いんだ…

ぴく「僕より早いんだね、葉月さん」

『いや、今日はたまたま、暇だったから』

ぴく「そうなんだ、ねぇ、葉月さん……」

『ん？どしたの？』

ぴく「A！って呼びたいけどいいかな？」

『あぁー、いいよー、こっちも、ぴくとにするよ』

ぴく「マジ！？ありがと！」


嬉しそうな表情を見て、私も自然と笑いたくなる
素敵な笑顔だなぁ

私もあんなふうに、笑えたらどれほど、いいんだろ



私が暗かったせいか、ぴくとが顔を覗いてきた

ぴく「な、なんかあったの？」
そう聞いてくる


『特にはないんだけどね、少し寝不足なんだ』

ねむてーなんて、言う私
それ以外の対処の仕方をしらない


なんて言えば良いんですか？
『まぁ、今日理科あるよ…』

ぴく「えぇ！？マジ、あのうるさい先生じゃん」


どうやら、理科の先生は皆んなから批判がすごいよう


『私は、好きだけどな、あの先生』

ぴく「え…？！恋愛対象的にってこと？！」

『いや、居てくれたらいいなって思うだけよ？』


そんな先生と禁断の恋てきなことは、ないかな
あまりにも無茶がある

先生の授業は分かりやすくて、すごく助かるし
これから先の、将来的なアドバイスもたまにくれる
普通にいい人なんだよな


まぁ、みんな知らないから批判するんだろな…

可哀想


ーーーーーー
ぴくと視点

相変わらず早めに学校に行くそしたらそこには
Aさんがいた

今日はとてつもなく早い何かあったのかな…



2人で話していくと、呼び捨てで呼んでいい許可が
できた

めっちゃ嬉しい！！


そりゃ、まぁ、学校1のマドンナみたいなもんだからね
Aは


でも、彼氏さんいるとかクソｯ！って
なったよねー！！！！

でも、すごい悲しそうな表情をしてるA

ぴく「な、なんかあったの？」
そう聞いた

『特にはないんだけどね、少し寝不足なんだ』


眠そうな彼女をみて、なぜかほっとけなくなる…

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←6日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す