今日も頑張ります

3日 ページ4

トン「規律、気をつけ、怜」

「「「「「ありがとございました」」」」


トントン君のごうれいで、1時間が終わった。


先生が教室を出ていくと、皆んなが喋りだす

今年の先生は〜とか、クラス一緒で良かった〜とか、
そんな話し声が聞こえる


なんと言うか、新しい学年だなって思う


暇だから、廊下に出れば、いろんな人がたくさんいる

今年はクラス一緒になれなかったね〜
お前、騒ぐなよw〜


元気がいいなぁ……



？「おぉーい、A！」

そんな明るい声が聞こえた



『どうしたの、はくと？』


はくと「いや、Aが、見えたからついw」

『そうなんだw』


なんで、笑ってるんだろ…

はくとは、私の彼氏で、周りからも人気のカップル
らしい、知らないけどね


でも、そんな私だから知っている。


はくとは、少し怒ったら怖いのだ
あまりにも、なのかな…

え？なんで、言わないのかって？それはね、

今行ったら、何されるか分からないの、


最悪、なんで知ってるのとか質問責めにされるかもだし
殴られたっておかしくはない。


それに、今言えば、周りからなんて思われるか
気持ち悪いよなそんなこと…


だから、言わない、気づいてて
知らないフリをしてるだけ、隣に立って笑えばいい…


向こうが、悪いだけなんだよな…本当



はくと「クラス違ったよな…」

『そうだねー』

はくと「寂しい…」

『私もだよ？』

はくと「可愛いな、本当」


嘘つけ、あぁ、君のせいだよ本当



はくと「あっ、そろそろ教室戻らないと、じゃあな！」

『うん』


そう言って、走って帰っていく

嵐みたいに早いな…


教室に戻れば、席についている人は、あまりにも
すくない


チャイムがなる1分前



私は、早めに座る、そう習っているから
規則は私をより良くするためのもの。


だから、必要な私の、脇役なのだ


30秒ぐらいになり、慌てて皆んなが教室に入る

でも、すごく楽しそうな笑顔



遅れたら怒られるのに、何がいいのか……


ｶﾞﾗﾗｯ
先生「それでは、授業を始める、学級委員号令」

『はい、規律、気をつけ、怜』


「「「「「「「お願いします！！！」」」」」

元気な声、それは本当、数秒で過ぎていき
これから、先は力がなくなるのだ



先生の声を聞きながら、ノートに書き込む

話なんて、先生の解説をしっかり聞けばわかるもの


話を聞かないやつほどわからない……






そんな時期もあったんだよな…人のこと言えないや

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