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『そんな人がいるから私は頑張れるんだよﾆｺｯ』
学(凄いな、本当に同い年なのかな？
どんなに頑張っても僕はAみたいには絶対なれない)
学「凄いね…………」
『どうせ貴方も私を“美緒音アクア”
としかみていないんでしょ？
有名人としかおもってないんでしょ？』
学「違っ『それでもいいやどうせ私には本当の友達なんて夢のまた夢だから』……」
学「違う！僕は違うよ！！」
『…………建前でいってる？』
学「そんなつもりで言ってない！
どんなに偽ろうと君は君なんだよ！
AはAなんだよ！
だから僕と友達になって？
これからも一緒にしゃべったりして？
どんな愚痴でも聞くから！」
『……………………お母さんと同じこと言うのね
はじめて親以外に言ってもらえた』
私は泣いてしまった
久しぶりに本当に泣いたなー
いつもいつも演技だから
本物の涙をこぼすこと…久しぶりだなぁ
学「ご、ごめん。
泣かせるつもりは……………！」
『違う、違うのよ、嬉しいのよ…………
今言った言葉わすれないでよね！』
とても無邪気で5才らしい笑顔だった
自分でも驚いた
涙と同じ…久しぶりに本当に笑えた
私、貴方の前だと本当の自分になれるのかな？
学「うん！
もうこんな時間だ！戻ろっか」
『そうね、貴方と話せてよかったわ
ありがとう』
けっして5才の子供が話すようなことでも
楽しい内容の話でなくても
同じ年の子と話せてとてもよかった
私が一番言って欲しかった言葉を言ってもらえたのがとっても、とぉーっても
嬉しかった
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作者名：アクアマリン | 作成日時：2018年3月30日 4時
