# 同居0日目 ページ2
# 夢主side
母 「A〜。お話があるの。」
夢 「んー?なーに?お母さん。」
母 「お母さんね、再婚しようと思うの。」
夢 「…え?」
母 「とってもいい人なのよ?大丈夫、幸せになれるわ。」
夢 「…。」
正直いって前の父親のことが忘れられなかった。暴力を振るって、私たちを脅かした。憎いくらいに嫌いで、思い出したくもないあの人。でも、お母さんがそれでいいなら、幸せになれる。そう言ってくれるのなら。失った時間が…。失った幸せが。これでチャラになるなら、何でも良かった。
夢 「分かった。いいよ。」
母 「良かった…。それでね、お義兄ちゃんができるの。9つ上のね。」
夢 「9つ…」
母 「その人とね同居して欲しいの。」
夢「え?」
母 「お義父さんと暮らすより、Aの負担が少ないでしょう?それに、学校から近いのよ。」
夢 「分かった。」
母 「荷物は送ってあるから。」
もう拒否権なんて最初からないじゃんw
なんて思いつつ頷いた。
母 「じゃあお義父さん達とあうからちゃんとした服を着ておいで。」
夢 「はーい。」
そう答えて私は自分の部屋に戻った。
2人が会うまであと…。30分。
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れる@Bscそら学 - 更新頑張って下さい!応援してます! (2021年10月31日 8時) (レス) @page6 id: df3aac9d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:# 澪 | 作成日時:2021年8月19日 14時