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「まず最初に、SnowManに入ってくれてありがとう。」
ラウ「でも僕まだ何にもできない」
「そんな事ない。ラウの魅力は私達が1番良く知ってるよ。大丈夫」
ラウ「ファンの方に認めて貰えない」
「うん。もしかしたら1部の人からはキツい言葉言われるかも知れない。ファンの方の前に立つのが怖いって気持ちもよく分かる」
Aちゃんは実際に唯一の女の子だったから今まできついことばっかりだったっていう事は僕でも知っていた。
「ラウにとって、ひーくん.ふっか.阿部ちゃん.舘様.翔太くん.さっくんはさ、どんな先輩に映ってる?」
ラウ「……凄いとしか言えないです。優しくて暖かくてでもパフォーマンスの事になると厳しくもしてくれて……尊敬してます」
「うん。私もそう思う自慢のメンバーだもん(笑)だからラウは大丈夫だよ。」
ラウ「え?」
「そんな6人と私が認めてSnowManにとって必要な存在だって思ったからラウに加入してもらったんだよ。」
今まで抱きしめながら話してくれていたAちゃんは体を離して僕の目を見た。
「ごめんね。いきなりセンターなんてプレッシャーのかかる位置からのスタートなんて。でも大丈夫不安になったら後ろを見て」
「6人の頼もしいお兄ちゃん。それに康二だって蓮だっている。もちろん私もいる。どう最強の味方じゃない?(笑)」
ラウ「うん………」
「今は沢山悩んで良いよ。でも1人で抱え込まない事。何でも話せるようなお兄ちゃん誰か1人でもいい見つける事。分かった?」
こんなに強い味方が居たはずなのに何で気づかなかったんだろう。
ラウ「Aちゃんでもいいですか…?」
小さな声で言ってみると満開の笑顔でこう言った。
「もちろん!ラウは私の大切な大切な弟だもん嬉しいよ!!ラウ…加入してくれて本当にありがとう、一緒に頑張ろうね」
その日からは泣きたくなる日もたまにはあったけどSnowManでいる事が楽しくなって、皆とも打ち解けられた。
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ラウ「Aちゃんお膝借りても良いですか?」
「えぇーなになに可愛い〜どうぞ!」
ラウ「ありがとう!お姉ちゃん…大好きだよ」
ってお腹に抱きついてみると、僕の頭を優しく撫でながら
「私も大好きだよ。これからもずっと一緒だからね」
今も昔もお姉ちゃんは僕のヒーローだ。
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作者名:長月 | 作成日時:2018年12月22日 1時