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赤井翼�� ページ3
貴「ひっ、たたた食べないで〜！！！」
その瞳にすっかり怖気付いてしまったAは目をぎゅっと強く瞑りながら手を前に突き出して腕をブンブンと左右に振り回した。
しかし、翼はその腕をいとも簡単に押さえつけてしまった。
翼「あははっ、食べるなんて、そんな事しないよ」
Aの腕を掴んでいたはずの彼の手はいつの間にか彼女の頬を包み込んでいた。
翼と至近距離で視線がぶつかったAは恥ずかしさのあまり頬を少し赤らめた。
貴「その…簡単にそういう事しない方がいいと思うんだけど…？期待しちゃうじゃん…」
翼はふっ、と軽く笑いながら目を逸らしながらそう呟くAの艶やかな唇に自分の唇を押し当てた。
貴「んぅっ！？ちょ、翼くん！？」
突然の事で驚いたAは翼を突き飛ばして彼から逃れようとしたが彼に抱き着かれた事によって叶わなくなってしまった。緊張で紅く染まってしまった耳元で彼が囁く。
翼「期待してくれなきゃ困るよ。だってボクはキミをこんなにも愛してるんだから。」
彼はそのままAの耳にちゅっ、と音を立てながら口付けをした。
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作者名：つみれ | 作成日時：2022年3月5日 18時
