今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:10,518 hit
小|中|大
9話。 ページ11
「ねえ、A、もう俺のこと置いていかないでね。
ずっとここにいてね。
離れないでね。」
カルマはそういった後、一呼吸おいて深く息を吸いこんだ。
「A、俺と付き合ってください。」
『……っ』
カルマの言葉に心がじんわりとした。
誰かが自分を愛してくれているのはこんなにも嬉しいのとなのだ。
暖かいことなのだ。と、思った。
『いいに、決まってんだろ……っ』
「え……、マジ、で?……』
私が頷くとカルマの目から涙が落ちてきた。
『Aのせいで、涙とまんな、いんだけど……っ」
『私のせいじゃ、ないっ……わ』
「あは、っ」
『泣きなが、ら笑ってる……っ変』
「……っAも、じゃん」
と、言われ、私は自分の頬は濡れていることに
頬が緩んでいることに気づく。
『あはっ、ほんとだなっ、』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:立花 花泣 | 作成日時:2017年3月4日 8時