第2章 メープル通りの変わり者 ページ8
坊主頭の女の子を
マイクの家へ連れて行き
話を聞くことにした
話を聞くのは、いいのだが…
3人は坊主頭の女の子に
「家の電話番号は?」
「髪がない ガンなの?」
「家出かい?」
「何か問題でも?」
と次々質問していく
これじゃ、質問攻めで
坊主頭の女の子を
怖がらせてしまうだけだ
ダスティン「聞こえないのさ」
そう言って、坊主頭の女の子に向かって
パンと手を叩くダスティン
ダスティ「違った」
『やめてあげて
きっと寒くて怯えてるのよ』
すると、マイクが服を取りに
カゴのある方に向かう
坊主頭の女の子は
雷の音がなると怖がっていた
『大丈夫?』
と私が坊主頭の女の子に聞いたと
同時にマイクが「これに着替えなよ」
と坊主頭の女の子に服を渡す
坊主頭の女の子は服を受け取り…
なんと、その場で服を脱ぎ出そうとしたのだ
それには全員ビックリし
「ダメだよ!」と声を上げる
マイク「向こうにバスルームが
あるから中で着替えて」
マイクは坊主頭の女の子を
バスルームに案内すると
こちらへ戻ってきた
『あの子、不思議な子ね。』
ダスティン「不思議なんて
レベルじゃない!どうかしてるよ」
マイク「喋ったろ?」
ルーカス「イヤとうんだけだ。
赤ん坊でも言う」
ダスティンとルーカスは
坊主頭の女の子のことを
精神病院から脱走したとか
サイコ野郎とかとにかく悪くいう。
ルーカス「置いてくればよかった」
マイク「嵐の中にか?」
『ルーカス!信じられないわ!
坊主頭の女の子を置いてくるなんて
考えるなんて!』
ルーカス「だって、ウィルを探すのが
目的だろ」
ダスティン「ママに話せ」
ルーカス「賛成だ」
『それは、駄目!』
マイク「Aのいう通りだよ!
2人とも馬鹿か?」
ルーカス「何で?」
『親に内緒で出かけたでしょ?』
マイク「ママにいえば2人のママにも伝わる」
ダスティン「まずいよ」
ルーカス「外出禁止だ」
『そうなったら、ウィルを捜せないでしょ?』
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作者名:ティファニー | 作成日時:2021年2月27日 17時