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私達は、線路の上を歩き
方位磁針の指す方向へ向かっている。









前の方をルーカスとダスティンが歩き
後ろを私とマイクそしてエルが歩いていた









そんな時、エルが立ち止まる









エル「マイク、A…」









『どうしたの…?』









エル「戻ろう…」









マイク「どうして?」









エル「疲れた」









マイク「もうすぐだから頑張って」









こうして、私は再び歩き始めた。









.









何分間か歩き続けると
廃バスの置いてある場所にたどり着く









ダスティン「ダメだ」









ルーカス「ダメって何が?」









ダスティン「戻ってる」









『ほんと?』









ダスティン「太陽かそこだから一回りだ」









ルーカス「今になって気づいたのか?」









ダスティン「俺のせい?」









ルーカス「コンパス博士だろ!」









『ちょっと、喧嘩しないで!』









マイク「針の向きは?」









「「『北』」」









ダスティン「おかしい、なぜだ」









マイク「ゲートが動いた?」









ダスティン「ゲートじゃなくて
何かが針をそらしてる」









『ここに何かがあるとかかな…?』









ダスティン「極力磁石じゃないと」









ルーカス「…磁石じゃない
様子が変だった
こいつなら念力で針をそらせる」









ルーカスはそう言って、エルの方を見る。









マイク「何のため?」









ルーカス「任務を邪魔するためさ
裏切り者だ!」









ルーカスは、そう言うと苦しそうにしてる
エルの方へ近づいていく









ルーカス「お前の仕業だろ
ゲートとウィルから遠ざけた」









マイク「エルに構うな!」









ルーカス「認めろ」









エル「私…」









ルーカス「認めろ!」









ルーカスは、エルの袖を掴み無理やり見ると
そこには鼻血を拭った跡がついていた









ルーカス「この血が証拠だ」









マイク「よせ!」









ルーカス「血を拭ってた
力を使ったのさ!」









マイク「前についた血だろ?」









エル「…」









マイクはエルを庇おうとするが
エルは何も答えない









マイク「そうだろ?!」









エル「だって…危険だから」









エルは泣きそうになりながらそう答えた_

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作者名:ティファニー | 作成日時:2021年2月27日 17時

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