夜の恋に溺れて.(∞) (ページ17)

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びっくりページ17

「わっ、亮くん見て！」

帰りのバス、
私の隣には爆睡してる大倉。

1人じゃ寂しくて
前の席の亮くんにちょっかいをかけていた。

「大倉、半目開けて寝てる」

錦戸「うわぁ、気色悪っ」

「あははっ、写メ撮ろ笑」

この人らといると
賑やかが絶えないなぁ、なんて

昨日の自分は何だったんだって
思うくらい、あっけらかんとしていた。

東京は雨で
大の大人8人、店まで全力ダッシュ。

そう、今日も仕事。

村上「今日は暇やろ～雨も降ってるし」

大倉「やる気起きひーん」

どうやら雨の日は大体暇らしく、
皆営業時間になってもグダグダ

丸山「Aちゃん、ちょっと」

笑顔で手招きするマルちゃんに
はてなを浮かべながら近寄る。

「どしたの、丸ちゃん」

丸山「…信ちゃん何かあったん？」

「…な、なんで？」

丸山「朝からボーっとしてはるから…」

びっくりしたぁ
丸ちゃんにまで勘づかれたかと

「あぁ、疲れてるんじゃない？
昨日あんまり寝れなかったらしいから、」

丸山「そっかぁ…無理してないとええけど」

それにしても丸ちゃん…っ！
君はなんていい人なんだ