まずは映画を見に行きませんか？2【名前変換オリジナル】

夏休みの私たち ページ6

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夏希「…では本日の夏祭りの反省会は以上になります。夏休み中ではありますが、部活はあるので気合入れていきましょう。お疲れ様でした」

「『お疲れ様でした！』」



係ごとや全体での夏祭りの反省会が終わり、大学は夏休みに入っていた。といっても夏希先輩が言っているように部活はある。ゆっくりする暇はない。



紘基「じゃあお疲れ」

『光原先輩！この前は本当にありがとうございました！！』

紘基「いいって笑」



この前のことで距離が近くなった気がする光原先輩。もう一歩、踏み込んでみても…。



『あの、お、お礼に食事とか…！！その…！！』

紘基「ふふ笑 言っただろ？この後手伝いあんの」



ふふ…ふふ…って…。かっこよすぎてギュンッ！ってなったよ！！もう！！



紘基「じゃあな」

『お、お疲れさまでした…』



はぁー！！心臓しんどい…。



夏希「Aちゃん！ちょっと…」



部員がぞろぞろと帰っていく中、夏希先輩に引き留められ手招きをされる。なんですか？と近づくと、コソコソと小声で話しかけられた。



夏希「この前のあの後…大丈夫だった？光原と」

『夏祭り後ですか？大丈夫でしたよ！なんなら…光原先輩と今までより仲良くなれたっていうか…』

夏希「そっか。よかった…」



新しい一面を知れてより好きになったんだもん！夏希先輩には感謝だよ、感謝！



夏希「…Aちゃん。光原のことどう思ってる？」

『…え？』

夏希「…」



私をじっと見つめる夏希先輩。ど、どう思ってるって…。え、なに！？私の気持ちバレた！？？表情に出てた！？！？



『えっと…その…』

夏希「正直に、言って」



ど、どうする！？嘘つく？？でも嘘ってわかった後が怖いよね…。どうしようこの場で答えなきゃ…！！幸い、私たち以外帰っちゃったみたいだし…。うーんうーん…



『お察しの通り！好きです、光原先輩のこと！！！』



言っちゃったーーー！！！



夏希「…。え？」

『え？』


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