ボロボロに崩れるMy heart ページ16
.
木全「あんま変わんなくないですか笑」
『変わるわ！翔也くん自身のことを好きか、
パフォーマンスを好きかって全然違うから！』
木全「じゃあ俺自身のことは嫌いなんですか？」
『！…いや、そういうわけじゃないけど…』
なんだろう、なんだろうこの疲労感…
木全「俺自身のこと…好きですか？」
『……仲間として！一緒にデビューを目指す仲間としては！
好きだよ。でもそれは翔也くんだけじゃなくて皆ね！！』
なんか…翔也くんの言葉、雰囲気も相まってクラクラする
木全「…俺の宇宙になるんじゃないの？」
『え？』
木全「ラミライの時、最後に言ってたじゃん」
『あ……言いました…』
木全「なってよ。で、2人の世界にしよう」
『…どういう意味？』
それどういうつもりで…
木全「今だけでいいから」
そう言うと、翔也くんが私の手取ってキスをした
『！』
その瞬間、私の体は固まった。
……振り払わなきゃ。駄目だよ、私たちは恋愛禁止で…
「片思いなら問題なし！」
ハッ！違う違う違う…ルールはルールだから…
唇の当たったところから熱が一気に広がり、
心臓の音が頭に響いてくる
木全「…」
『っ！』
バチっと…目が合った。私の手は…まだ翔也くんの顔の前に
『(こんなのどうすれば…)』
木全「……って冗談冗談！！」
………え？
木全「何ちょっと本気にしてるんですか笑
練習生同士は恋愛禁止ですよ？笑」
『いや、それはわかってるけど…』
翔也くんが笑いながら、キスをした手を服で拭っている
木全「2人だけの世界とか言うからー笑 こういうの
やりたくなるじゃないですかぁ」
『そうなの…？』
わからん…わからんぞ私には…
木全「そんなんじゃ他のやつにもからかわれますよ！
じゃあ…話聞いてくれてありがとうございました！！
明日もお互い早いだろうし、寝ましょう！おやすみなさい！」
『え？あ、ちょっと！！……本当に帰った』
一方的に言いたいことだけ言いやがって…
『はぁ…しんど…』
私は柵に背中を預け、夜空を見上げた
〜〜〜〜〜
作者の偏見:木全くんは、普通のときは敬語で会話がズレることもあるけど、
バチバチに相手を落とそうとするときは、タメ口と色気を
徐々にだしていき的確なドキドキワードを的確なタイミングでだしてくる
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 554人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みびみやこ(プロフ) - あみゃのさん» コメントなかなか返せなくてすみません…。一言でいえばめっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年6月10日 21時) (
レス) id: 0d52c0c6b8 (このIDを非表示/違反報告)
あみゃの(プロフ) - 丁度さっき最初の方から全て読ませて頂きました…！！一言で言えばめっちゃ好きです…！！笑 (2020年6月4日 0時) (レス) id: 8a4bac6876 (このIDを非表示/違反報告)
みびみやこ(プロフ) - 柚蘿さん» ここまで読んで下さり、ありがとうございました！一番ですか！？すごく光栄です！続きについては思いつき次第書かせて頂きます。ここまで読んで下さりありがとうございました！ (2020年5月29日 8時) (レス) id: 0d52c0c6b8 (このIDを非表示/違反報告)
柚蘿(プロフ) - 完結おめでとうございます。プデュの中でも一番好きだった作品なので終わってしまうのは少し悲しいです(;-;) ぜひお時間があれば続きも読んでみたいです(^^) (2020年5月29日 0時) (レス) id: 1bef46ac4b (このIDを非表示/違反報告)
みびみやこ(プロフ) - ナッツさん» ありがとうございます！！嬉しいです！これからも当作品をよろしくお願いします。 (2020年5月20日 20時) (レス) id: 0d52c0c6b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みびみやこ | 作成日時：2020年5月10日 23時
