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ナレーター「高嶺の異才、A！！」
A「ぃやった！！」
呼ばれた3位だ！！これで…これで私は…！
ナレーター「セミファイナルに進む4名が決定しました、と言いたいところなんですが…」
ヒロミ「え？なになに？」
スタッフさんたちが少し焦っている様子が見て取れる。
ナレーター「なんと4位が2人います…！」
ヒロミ「2人！？え？どうすんの？」
ナレーター「ですので、セミファイナルに進出する東大生は、4名から5名に変更されます！」
なるほど、こういう感じで変更になるわけね。
山里「すごい事態になりましたが、1位通過が、210p伊沢！そして2位通過が160pで水上！3位通過が70p鶴崎！4位通過が60p鈴木光！そして…最後の通過者、同率4位通過60pのA！！」
山里さんの熱意ある名前呼びに、自然とテンションは上がる。体内に流れる血が熱くなり、私は実感した。
A「(私、東大王の世界に本当に来たんだ……夢を叶えたんだ……)」
どこか…どこか実感していなかった。夢なんじゃないか、そう思って頬や腕をつねることはなかったし、眠りにつき起きる朝はいつも怖かった。病院の天井がそこにある気がして。でも、私の中で確かに血は巡っていて、気持ちは上がっている。このどこが夢なんだ！私はここで生きてるんだ！！
スタッフ「セット入れ替えのため、休憩いれまーす！」
スタッフさんのその声で、周りの雰囲気の緊張がとける。敗退となった東大生は、様々な表情をさせながら席を移動していく。しかし、私は興奮した気持ちのせいで上手く立ち上がれない。
？「おめでと」
誰かの声が私の意識をそこに戻す。
A「水上さん…」
それは水上さんだった。
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みびみやこ(プロフ) - NEKOさん» なるほど…調べてみたところ、トリップより転生のほうが物語に近いため、編集いたします！教えて下さってありがとうございます！今後も当作品をよろしくお願いします。 (2019年8月3日 16時) (
レス) id: 0d52c0c6b8 (このIDを非表示/違反報告)
NEKO(プロフ) - 変なことをつっこんでしまって申し訳ないのですが、トリップと言うよりかは転生てはないですか？トリップとは次元を超えることなので主人公の前世が私達のいること世界ならそれはトリップではないかと思います、、 (2019年8月2日 23時) (レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
凛香 - はい！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: 8793b9ec28 (このIDを非表示/違反報告)
みびみやこ(プロフ) - 凛香さん» 46話の誤字ですね。すみません、確認不足でした。報告ありがとうございます！今後も当作品をよろしくお願いします。 (2019年7月19日 7時) (レス) id: 0d52c0c6b8 (このIDを非表示/違反報告)
凛香 - 最後 新東大生じゃない。 (2019年7月18日 23時) (レス) id: 8793b9ec28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みびみやこ | 作成日時：2019年5月21日 22時
