東大王に私はなるっ！

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光「顔とか関係ないよ！だって今回の予選の筆記試験だってAちゃん、特例で後日の試験だったのに合格したんだもん！手の届かないくらい頭がいいってことだよ！」


あー。光ちゃんが必死のフォローしてくれてるぅ。でも光ちゃんがそういうなら、そんな気になってくるな。全部、タブレットのおかげなのに…。


A「…ありがとう」

光「私のほうが、才媛って言葉似合ってなくて、申し訳ないよ」

A「なんば言っとっとね！才媛って、才能のある女性を指す言葉でしょ！？光ちゃんにピッタリじゃん！！」

光「うーん…そうかなぁ」


スタッフさんが再び楽屋に入ってくるまで、そのやりとりは続いた。だって光ちゃん、全然折れないんだもん。才媛って言葉がピッタリだし、才色兼備って光ちゃんのための言葉じゃない？って私思ってるんだから！

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収録にて

とうとう収録が始まる。席の物置には、タブレットを用意し準備は万端だ。今回の収録では、セカンドステージまで進み3ポイントほど取り、負ける予定である。しかしセカンドステージでは、東大王メンバーが正解した問題は押さず、他の人が正解した問題に正解する。これで東大王メンバーの邪魔はしないながらも、伊沢さん達に名前は覚えてもらえるはずだ！ここにいる人たちには申し訳ないが、目標のために利用させてもらう。


A「(本当にごめんなさい。絶対にこれから成長して自分の力で正解できるようになるから！)」

スタッフ「それではカメラ回りましたー！」


決戦が、始まる。


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