東大王に私はなるっ！

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それから、光ちゃんは本当にテレビ局の人に電話をかけ、私は明日筆記試験を受けることになった。


光「良かったね！Aちゃん！これでもしかしたら私と一緒に出演できるかもね！」

A「うん…。そうだね、ありがとう…」

光「Aちゃん？…もしかして余計なお世話だった？」

A「ううん！違うの！本当にありがとうね！光ちゃん！」

光「…どういたしまして」


こんな一人では何もできてない私が、本当に東大王メンバーになれるんだろうか。なれたとしても、東大王メンバーとして認められるんだろうか…。でも…


A「光ちゃん。私、できるところまでやってみるけん。今は他の人や物に頼ってるけど、その内絶対に一人の力でいろいろ成し遂げて見せるけん！」

光「！…うん、Aちゃん頑張って！私応援してるから！」


最初は他の人やタブレットに頼ったとしても、いつかは本当の自分の力で東大王メンバーとして活躍したい。まぁ、そう言いながら明日の筆記試験はタブレット頼みだけど…。これからこれから！

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翌日

昨日の心の宣言通り、筆記試験は何問かわざと間違えながらも、タブレットに記載してあった合格点を余裕でクリアした。その夜には、番組スタッフさんから電話で合格の連絡が届いたのであった。


A「まずは第一歩！！そうだ！光ちゃんに報告しないと…」
A『光ちゃん！私も筆記試験合格して、挑戦者として出演できることになったよ！これも光ちゃんのおかげ！本当にありがとう(^^)』

ピロン♪

A「おっ！返ってきた。なになに？」

光『おめでとう！Aちゃんに力があったから合格したんだよ！挑戦者として一緒に頑張ろうね！』


私の力じゃないんだけどね…。でも、収録は頑張らなきゃ！！なんせ、あの三人と会うんだから！！！



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