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nuna side ページ29
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家に帰って来るとキョロキョロと部屋中を見渡すジョングクくん
そんなに見られるとね…
ジョングクくんにはソファーに座ってて貰って私は夕飯の準備に取り掛かった
ふとリビングに目線を向けるとソファーにもたれかかりながら眠っていた
すべての料理は完成していたからあとは盛り付けるだけ…
だけどどうしてもそばにいてあげたくなって思わずジョングクくんの方に駆け寄る
長く伸びた前髪を撫でながら顔がしっかり見えるように耳にかける
｢かっこいいのに…もったいないな｣
そう言うともぞもぞと動き出したからダッシュでキッチンに戻る
何、褒めたら起きるわけ？
『すべて for you 答えなんて 無くていいすべては君の笑顔の中にある〜♪』
は？？もしかして寝言で歌ってるの？
目を瞑ったままソファに座って歌っているジョングクくん
｢え？ジョングクくん？｣
我に返ったジョングクくんはふっとして
昔のことを話してくれた
それがすごくすごく嬉しくてたまらなかった
泣きながら食べるジョングクくん久しく家でご飯を食べていないんだろう
そしてヌナだなんて…♡
ちょっとキュンとしてしまったぁああああ
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作者名：のあん | 作成日時：2017年7月9日 18時
